金を刷れ
May 03, 2020
金を刷れ、皆に配れ!(山本太郎)
れいわ新選組の山本太郎代表が、NHKテレビの日曜討論に、参加はできなかったが、ビデオで出演した。与えられた90秒間をフルに活用して、日頃主張しているコロナ経済支援対策の提案を行った。
その内容の文字起しを掲載する。
外に出るな、休業要請に従え。一方でほとんど補償はない。これでいったい何が起きたか。
仕事が減った、無くなった、当然収入が途絶える人続出、お店、自宅、家賃、ローン、支払えない。生活するお金も底を尽く。この状態、完全に憲法違反です。
全国の有志が行った電話相談に寄せられた声です。
- 2年間派遣で働いたが契約期間中なのにコロナで切られた。
- タクシー運転手をしているが、週1回の勤務に変更され休業手当は無い。
- 家賃を払えず、追い出された。所持金は数百円しかない。
- 40年スナックを経営、四月の売り上げが6千円。
このままでは近い将来、多くの人々が失業、廃業に追い込まれ、生活の基盤がなくなり、野垂れ死ぬ可能性があります。コロナ恐慌です。
これを止める方法は至ってシンプル。「金を刷れ。皆に配れ」 です。新規国債発行で全ての人々を救う。真水100兆円。それだけでは足りない。その後、追加でもう100兆円必要です。
医療従事者、保育、介護、食品の生産、加工、輸送、販売など休めない職種には最低でも国からの危険手当、一日に2万4千円は必要です。
どの会社も潰さない、どの労働者も失業させない、誰の命も落とさせない。
「金を刷れ。皆に配れ」 です。