水木しげる

October 28, 2023

医療の闇 僕の体験

今日、こんな動画を見た。この動画を見て自分の過去の出来事を思い出したのでご紹介したい。



僕は東京にあった自宅を拠点にして自営業で移動英語・韓国語教室を細々と営んでいた頃、週末は副業として時々派遣会社の仕事でパソコン関連機器メーカーの販売員として大手家電量販店の店頭に立っていた。

そんなある日のこと。その日はちょっと体調が悪く、熱は微熱だったが背に腹は代えられない思いから薬を飲んで夕方から新宿駅前の有名家電量販店のフロアに立っていた。その店舗はまだ不慣れで勤務時間も4時間という短時間で休憩時間も設けられてなかったため、従業員向けのトイレや休憩所がどこにあるのかすらわからなかった。そして気分が悪くなったのでお客様用のお手洗いで休んでいた。しかし、そのトイレは狭く、男子トイレは大小の便器が1個ずつしかなかったと思う。従業員の立場でそこでゆっくりする訳には行かず、そこか出た時、ひどい目眩がしてその場で倒れてしまった。


その後、派遣会社の社員がやってきて僕をタクシーで近隣の大学病院に連れて行ってくれた。もう夜だったので救急対応である。

往診してくれたのは若い女性の医師。内心とても嬉しかった。 かんたんな診断のあと、「倒れて頭を打ったかも知れないからCTスキャンを受けましょうか」と聞かれた。 僕が病院へ来たのは頭の外傷ではなく、目眩が激しかっただけなので、それは必要ないと言った。すると女医さんの表情が急に険しくなり、怖い形相で「救急で運ばれて急対応をさせておいて、これくらいのことをやってもらわないと割りに合わない」みたいなことを言われたので、仕方なく全身CTスキャンを受けた。頭だけじゃない。全身だったと記憶している。これは僕の50年以上の生涯で唯一の体験である。だからして今も鮮烈に記憶に残っているのだ。

今回の新型コロナ感染症に対する政府や社会の対応は、日本の医療では患者の健康よりも金儲けが優先されるという真実を晒してくれたと思う。 病人が多いほど病院は儲かるのだから、世の中が健康な人ばかりになれば医者は商売ができなくなる。これは製薬会社も同様だ。こう考えるとやたらと医者の言うことを信じることはやめるべきだ。

マンガ家の水木しげる氏が「ゲゲゲの鬼太郎」で50年前に警告していたとおりである。



なんだか、まるで戦争が無くなれば軍需産業が儲からなくなるのと同じ構図だよね。

iryounoyami 医療の闇



paul83 at 19:10|PermalinkComments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

July 06, 2007

盗難の鬼太郎像再建に向け募金(朝日新聞)2

壊される前の子泣き爺

僕が以前住んだことがある東京都調布市には調布駅前に天神通り商店街がある。 この辺りは「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者である水木しげるさんが居住されていると言うことで、鬼太郎、ねずみ男、子泣きじじいの像がこの商店街に建てられていた。 鬼太郎像が盗まれ、子泣きじじい像が壊されたのは今年の四月。

未だに盗難された鬼太郎像は帰って来ないので、7月7日の七夕祭りで募金活動を行なうことになった。 二体を元通りに戻すには二百万円かかるそうだが、あと百万円が足りないと言う。

思えば、一体誰がこんなことをしたのだろう?もし鬼太郎ファンの趣味が昂じて盗んでしまったのであれば、今の内に返して欲しいものだ。 悪気があってやったとしたら、その人は本当に心が貧しい人で不幸な人だろう。

早く鬼太郎が戻ってきて子泣きじいさんが回復しますように...

ところで、ねずみ男は健在なのかな? 今度確認してみないと。



paul83 at 13:07|PermalinkComments(1)TrackBack(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック