安倍はやめろ
May 03, 2020
自粛警察とパチンコ店叩き
日テレNEWS24

ニュース映像では、昼間のランチ営業はしながら、夜は自粛ルールを守って8時までのテイクアウトだけで営業している居酒屋、観客なしで音楽の配信だけを行ったライブハウス、子供たちのためにと休業していた駄菓子屋が、心無い中傷の貼紙や落書きの被害に遭ったことが紹介され、このような行為をした者達を「自粛警察」と呼んでいる。
新型コロナウイルス感染症 が世界でパンデミック状況になり、大勢が感染し、死亡者の数も大きくなっている中、日本では「自粛要請」といいう名の「自粛強制」も同時にパンデミック状況になっている。
政府による全国的な非常事態宣言により、ウイルスの感染拡大を防ぐために「不要不急」の外出を自粛するように要請されている中で、そのルールを守って営業しているにもかかわらず、その店に対して誹謗中傷する人が出てきているのは嘆かわしいことだ。
店舗の経営者はお店を休んだら収入が無くなり、生活できなくなる。店舗の家賃や、水道光熱費、社会保険料、などなど固定費は店を営業しなくてもかかり続ける。従業員も同様である。経営者は、借金をどんどん増やしていくか、生きることを放棄するかの二者択一を迫られる。
このような庶民に対して政府がしてくれる援助は、布マスク2枚、一人当たり10万円の現金給付、あとは、条件付の無利子融資だけである。10万円給付はあと2回くらい増えそうなので、少しはマシだか、お店にとっては焼け石に水だし、融資の条件が厳しかったり、必要書類の準備に手間取ったりで、申請も難しい。さらには、マスクも現金もいつ手元に入ってくるのかわからない状況。このような状況でお店を営業するなというのは、殺人と同じではないか!
このような風潮を助長したのは、大阪府の吉村知事による、休業しないパチンコ店の名指し非難と、それに端を発する全国的なパチンコ店叩きだと思う。
パチンコという業種自体は見方によれば違法ギャンブルで、多くの依存症患者を生み出すと同時に、彼らから大きな利益を得ているので、社会にとってはよくないし、なくなった方がいいと僕は思っている。しかし、それならば平時においてそのようなパチンコ反対運動なり、デモなり、署名なりを行ってパチンコ禁止にすればいい。少なくとも緊急事態宣言の状況にある今は、合法的に経営をしているのだから、平時には放置しておきながらこの苦しい時期に叩くものではないと思う。
このニュースで報じられたいやがらせは、このパチンコ店叩きから始まったと言えるだろう。
しかし、このような「自粛警察」行為を行う人の心はどんなものだろうか?自分が同じことをやられたら平気でいられるのだろうか?正義の味方になったつもりなのだろうか?こんな人たちがたくさんいるから、安倍政権のような人でなし政府が7年以上も続いてきたのではないのだろうか。(まるで関東大震災の後の朝鮮人虐殺みたいだ)
「自粛警察」気取りの皆さんに言いたいことは、これだ。

まったく、

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