地震

March 26, 2007

やっぱり危なかった志賀原発2

志賀原発は今回の地震で、使用済み核燃料貯蔵プールの水が飛び散ったそうだ。記事を引用する。

志賀原発 使用済み核燃料の水、飛び散る 能登地震 

http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY200703250314.html
 北陸電力志賀原発1号機(石川県志賀町)で25日、放射性物質を含んだ水45リットルが原子炉建屋4階の床に飛散しているのを巡視員が見つけた。今回の地震の揺れに伴って、使用済み核燃料貯蔵プールが揺れて飛び散ったものとみられる。

 北陸電力によると、飛び散った水は国への報告基準を上回る量の放射性物質を含んでいたという。ただし、床面はビニールシートで覆っており、その外に漏れたのは8リットルと微量だった。水は作業員がふき取った。外部への放射能漏れはないという。

地震のときは定期点検中で運転はしていなかったのが幸いだった。 (というか、今は運転停止処分中だろうね。


志賀原発は震度4.8 設計の基準以下の揺れ

http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY200703250244.html
能登半島沖地震で震源に近い、石川県志賀町の北陸電力志賀原発では、1号機の原子炉建屋地下2階の震度計で震度4.8を記録した。地震による外部への放射能漏れの被害はなかった。

 地震の振動の強さは229ガル(ガルは加速度の単位)で、想定する設計限界の490ガルを下回った。原子炉を緊急自動停止しなければならない190ガルは上回ったものの、1号機、2号機とも定期検査中などで運転していなかった。

これって、もし稼動中であれば、大変な事故になっていたってことだよね。 恐ろしいね。

何よりも原発が停止中だったのはラッキーだったと思うので、被災者の皆様が引き続き幸運に恵まれますことを心からお祈りします。
検証 東電原発トラブル隠し
東京に原発を!
プルトニウム発電の恐怖―プルサーマルの危険なウソ



paul83 at 08:32|PermalinkComments(0)TrackBack(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

March 25, 2007

大地震@北陸2

石川県能登半島周辺で震度6強の地震が、本日3月25日9時42分頃に起った。地震の被害の全容は現時点ではまだ見えないが、現在テレビで報道がどんどん成されているので、注目したい。

石川県能登半島といえば今、事故隠蔽で注目を浴びている志賀原発がある。これが一番心配である。原発についての第一報がテレビで報じられたが、「放射能漏れの心配はない、施設被害は現在調査中」だそうだ。施設被害を調査中で、放射能漏れがないってどうして断定できるのだろう? きっと電力会社としては、「放射能漏れの心配」があってはいけないのだ。もし、実際に放射能漏れがあったとしても、「なかった」ことにしてしまうと思う。大体、地震が起るような場所に原発を建てるのが間違っている。ようするに、地震大国に原発は建てるべきではないということが、今後世論の中心になっていくと思う。
決定版 原発大論争!―電力会社vs反原発派
われわれは原発と共存できるか―原子力論争の背景 (1977年)



paul83 at 11:37|PermalinkComments(0)TrackBack(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック