人材派遣会社
December 13, 2014
派遣法改正、これはさすがにおかしいだろう!
人材派遣会社で単発の仕事を得るのは難しい!


僕は自営業で語学スクール運営(というか、講師業)を始めて8年になるが、いつも生徒数が少なく収入も足りないため、人材派遣会社から仕事をいただいて、週末は派遣の仕事をすることが多かった。
当ブログを始めたのはそれよりもっと前の僕が失業した頃で、自分の転職・再就職活動の活動の様子なども書いてきた。
今も単発の仕事を探しているが、なかなか見つからない。特に土曜日に授業を組んでしまったため週末の仕事がなかなか決まらない。以前からお世話になっている人材派遣会社には引き続き日曜日だけのスポット勤務とか、断続的にお世話になっているが、新たな人材派遣会社で単発の仕事をもらおうとしたら難しい。
現在、単発の仕事があると謡っている派遣会社で単発の仕事を依頼すると、次ような条件を満たしているか確認される。
とある人材派遣会社のサイトから
【就業について】雇用契約が30日以内の派遣(日雇い派遣)のお仕事をご希望の場合、以下のいずれかに該当することを証明するための書類をご提出いただく必要がございます。・世帯収入合計が年間500万円以上かつ主たる生計者でない方・昼間学生・本業で個人年収が500万円以上あり、副業として派遣で勤務する方・満60歳以上の方
これ、誰が決めたんだろう。ハッキリ言って僕の世帯収入が500万円もあれば派遣会社に登録してまでそれ以上働こうとは思わない。今ネットでやっているアフィリエイトに専念できれば小遣い稼ぎは十分できる。
本当に単発の仕事がほしい人は、僕のように本業の収入が足りないから他の仕事をして得た副収入で穴埋めをしようという自営業者みたいな人々ではないのか?
このような規則を作った役人たちはお金持ちでさらに儲けようとする人を規制 しようというスタンスのように思える。
こんな規制に神経使うより、実際に福島第一原発や他の建設現場で行われている二重、三重の派遣を取り締まる方に力を注いでいただきたい!
労働者を守るための法律じゃないか!なぜ労働者が仕事を探しにくく、続けにくく改悪しているんだ?
最近はアルバイト探しもインターネットを使うと簡単に探せるようになったが、直接雇用ではなく、人材派遣会社に登録しないと仕事ができないことが多い。昨今、人材派遣会社はたくさんあって、仕事によって派遣会社が違ってその都度登録しなければならなかったりする。いくつも派遣会社に登録するとIDやパスワード、メールの管理も猥雑になってくる。
だから、人材派遣会社の乱立にも歯止めをかけてほしい!人材派遣会社は聞こえは良いが、所詮、スタッフを派遣することでお金を儲けている、労働者の問屋さんだ。労働者は一商品に過ぎない。
派遣会社と企業とはお互いに補い合い、その間で労働者という商品が流通して使い回されて最後には捨てられる。一生派遣労働だけで生きていけるものか!
政府は現在も新たな「改悪」を目論んでいるらしいが、本当、何もしないでくれるほうがよっぽどましだ。労働現場をわかってない人たちが集まって議論したってろくな解決策を考えられるわけがない!ほんとうに、いい迷惑だ。
