事故
April 29, 2011
福島第一原発第三号機の水素爆発シーンに思う
すると、同じ水素爆発でも最初の一号機の爆発に比べると遥かに大きな爆発だったことを改めて認識することとなった。この爆発、もう「爆発」というよりは「大爆発」だ。でも枝野さんは相変わらず「事象」と言って、深刻さを隠し続けた。
3号機と言えばプルサーマル炉で、再生プルトニウムのMOX燃料を使用しているだけに、この爆発の大きさを見るに及んで、放射性物質の広域飛散がとても心配である。
この↓イギリスの動画が、1号機の爆発とよく比較してくれている。この動画では、アメリカのカリフォルニアで観測された放射能もこの爆発が原因だと主張している。
Gundersen Postulates Unit 3 Explosion May Have Been Prompt Criticality in Fuel Pool from Fairewinds Associates on Vimeo.
僕はこの爆発の大きさは、核爆発ではなかったとしても、チェルノブイリに匹敵するのではないかと思うのだが、皆さんの見解はいかがだろうか?
July 18, 2007
東京電力柏崎刈羽原子力発電所
新潟県中越大震災が起きた。そのとき東京にいた僕は震度3程度の揺れを感じたが、震源地が新潟という遠距離だったことには驚いた。 新潟・長野県では大変なことになっていた。
中でもやはり原子力発電所の事故が注目されている。 原子力発電所の立地は、地震が起きても大丈夫な地盤の場所を選んで建設していると言われていたが、実は建設を受け入れた自治体の範囲でしか決めていないのだ。
日本で地震が起らない場所なんてある訳が無い。 地震大国日本に原子力発電所は不適切なのだ。いずれはこうなることをみんな潜在意識の中で恐れていたのではないか。
それも気の毒なのは大地震の被害だけで大変な苦労を強いられている被災者の皆様が、原子力発電所の放射能関連の被害を直に受けなければならないこと。 その発電所は、東京電力が管理する、東京や首都圏のための電力を生産しているのだ! 東京都民がこの問題を対岸の火事のように見てはいけないと思う。
ところで、原子力発電所の停止(当たり前のこと)により電力不足が予想され、テレビでも大騒ぎだが、実は原発が故障しても電力を供給できるように多くの火力・水力発電所を休ませているという。 原子力発電所は、フル稼働の状態に保たないと危険が増すので、電力生産の微調整ができない。 そんな微調整はその他の発電所で行なっているのだ。 要するに、少し極端な断定かも知れない
が、原発が全部稼動停止しても電力需要をまかなえる施設はあるのだ。
原子力発電所の存在を今こそ減点に立ち返って考え、その廃止に向かって歩み始めることを検討すべきだと思う。
RCサクセションのサマータイム・ブルース
http://protestsongs.michikusa.jp/japanese/summertime.htm
RCサクセションの「何言ってんだ〜」
http://protestsongs.michikusa.jp/japanese/lovemetender.htm