ソウル

November 19, 2022

今年も韓国で吹き荒れるキャンドル・デモ

韓国では今、ユン・ソクヨル(尹錫悦)大統領の退陣を求める民衆運動が大いに盛り上がっている。

今日、ユーチューブのファクトTVという韓国の民間放送局が実況中継しているのを見つけてはしばらく見入ってしまった。

その一部始終はユーチューブで見られるので、記事の最後に貼っておく。

その間にキャプチャーしたイメージ。


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もの凄い数の人々が参加している。最終的には40万人が参加したと報道されている。

このデモ隊はソウル駅周辺から、ヨンサンにある大統領執務室まで、街宣車が先導していく形で、間にシュプレヒコールや歌を歌いながら行進した。 街宣車は10台投入されている。

韓国の大統領がなぜ退陣を求められているか、僕には正確に伝える知識はない。しかし、この大規模なろうそくデモには韓国民衆の権力に対する抵抗心がよく表れていると思うし、とても感動した。

この投稿の趣旨は、次の動画と同じである。



日本では25年以上に及ぶデフレで、賃金は上がらないのに消費税率は2度もアップし、コロナ禍で国民が苦しんでいる中で、岸田政権になってからはさらなる増税、社会保障費負担の増額、年金受給額の減額など、国民の生活を苦しめる政策ばかり考えている。その上、政権与党の自民党旧統一教会にほとんど支配された団体に成り果てていたことが明らかになった。

なのに、なぜみんな黙ってるの? 

一方で韓国はどうしてこうも反政府運動が盛り上がるのか。

それは、韓国は建国当時から李スンマン、朴チョンヒ、全ドゥファンと3代続いた軍事独裁政権により抑圧、搾取されて、1980年の光州での抗争をきっかけに民主主義を勝ち取った経験があり、民主運動の伝統が引き継がれてきた。だから権力に対して厳しく対するのだ。選挙にも積極的に参加する。そのような国民気質があるからだと言えよう。

更には、韓国では常に政権党に対して、常に力が近い一つの野党が存在し、その野党が国民たちを民主運動に導いている。そう、一つの野党が国民を束ねているのだ。だからこのように大規模な民衆抗争が起こるのである。決して自然発生的に起こる運動ではこうは一つにならないだろう。

日本の場合、戦後、敗戦という苦汁を舐めた上に戦勝国の代表、アメリカ合衆国軍の支配を受けた。広島、長崎に原爆を落として大量虐殺を行ったアメリカ軍は日本国民にとっては憎み、抗うべき敵国なはずなのに、当時の日本の指導者がアメリカに命乞いをし、彼らが作った自由民主党という政党に政治をずっと任せ続けてきたことで国民の反米感情を巧妙に押さえつけてきた。洗脳である。

日本は民主主義を未だに、実は、勝ち取っていないのだ。アメリカの占領政策によって教育、食生活、文化の面でアメリカなしではやっていけない状況になって現在に至っている。

今こそ、国民が立ち上がって本当の民主主義を奪取るときではないのか?

しかし、いまのところ国民を導く政党がない。あっても小さすぎる。

おそらく、国会議員の多数を占める貴族議員たちには国民たちを立ち上がらせるような面倒なことはしたくないだろう。

むしろ、新参者の少数政党、れいわ新選組を筆頭として参政党、NHK党が国民を引っ張って行けると思う。

そう考えると、とても虚しくなる。

韓国ではこの後も12月17日に大規模なデモが他の都市も一緒に行われる。そのときには100万人の民衆を動員することが目標とされている。 注目していきたい。




paul83 at 22:01|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

August 03, 2010

今日韓国へ出発します!

以前予告した通り、今夜妻の待つ韓国へ行く。羽田からソウル行きの飛行機に乗るのは初めて。一人旅行もめったにないこと。今回は往復とも一人だ。

韓国は一年ちょっとご無沙汰してるので、とても楽しみだ。

妻と久々に1週間韓国ですごせる。意義深い滞在にしたいと思う。



paul83 at 09:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

July 01, 2007

韓国に行ってきました5

韓国に月曜日から金曜日にかけて行って来た。今回は初めて釜山(プサン)へ行ってきた。 ソウル経由で行った。

プサンと言えば、戦後に帰還した在日コリアンの七割以上が上陸したと言われる、慶尚南道の南端にある韓国第二の都市。 僕の祖父の生まれ故郷は慶尚北道の南端で、母方の祖父の生まれ故郷は慶尚南道。 ということは、今回自分の故郷に初めて足を踏み入れたということだ。 とても感慨深かったし、同じ韓国でもソウルよりも暖かく、身近な場所に感じた。

まず人々がソウルよりも素朴に見えた。 裏表がないような感じだ。 ソウルでは在日コリアンと日本人は至る所でカモ扱いされて、民芸品などお土産を高い値段で買わそうとするが、プサンではそんな区別を感じることは無かった。

もうひとつは、在日コリアンが民族学校で習ったり両親が使う言葉に近い言葉を話しているようで、より聞き取りやすかったし、こちらの言葉もよく通じたようだ。

次回はぜひ本当の故郷の地を訪れてみたいと思った。

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paul83 at 00:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック