ウイルスバスター
November 15, 2011
ウイルス対策/セキュリティ・ソフト、どれがいい?
ウイルス対策/セキュリティ・ソフト、どれがいい?
ウイルス対策ソフトと言えば、最近はウイルスだけではなく、スパイウェアも検知したり、バックアップ・ストレージも提供されたりして、総合的なセキュリティ・ソフトとなっている。簡易版でウイルス対策だけできるものもあるが。ウイルス・セキュリティ・ソフトとしてパっと思い浮かぶのはきっとノートン、ウイルスバスター、ウイルスセキュリティ・ZEROの三つだろう。それぞれ黄色、赤、青とイメージカラーが違って分かりやすい。最近はAKB48をキャラクターに使用したカスペルスキーも知名度が上がってきた。こちらのカラーは緑。
ではどのセキュリティソフトが良いのだろうか。選ぶときに気をつけたいポイントをご紹介。
1.ウイルス検知率
その第一の重要ポイントは紛れも無くウイルス検知率だ。
ウイルスは去年は2秒にひとつ作られていると言われていたが、今は1.5秒にひとつと言われている。
ウイルス検知力を調査している機関があり、その表を入手した。ワイルドリストとJCSRという二つの機関の検査結果だ。
ワイルドリストの調査結果だとほとんど100%検知し、KINGSOFTとSOFTBANKが90%前後で目立って低い。が、JCSRの結果によると99%を誇るのはGDATAのみで、ノートンとカスペルスキーもほぼ99%で、SOFTBANKの数値はちょっと上がり、KINGSOFTとイーフロンティアのウイルスキラーゼロが70%代という悲惨な結果が出た。

ウイルスセキュリティZEROに関しては価格が1980円と安い上に何年間も更新しなくて良いというメリットがあり、一応対策しておこうという気軽な人々に人気で爆発的に売れているが、その分、トラブルも多いらしい。ウイルス検知率がJCSRの方では92%と低めなのはもちろん、アンインストールが完全にできなかったり、パソコンに不具合が起こることがよくあるようだ。実際、家電量販店に備わっているパソコン修理カウンターで聞いてみるといいだろう。(但し、ソースネクスト製品は利益率が高い優先販売商品ためか、本当のことは教えてくれない恐れもある)
2.動作の軽さ
次に重要なポイントは動作の軽さ。
ウイルスからパソコンを守ってくれる高い検出率が大切なのは確かだが、その動作が重たくてパソコンの作業がスムーズに進まなくなってしまうと、ストレスがたまってユーザーの健康によろしくない。あまりに重いと機能をオフにしてしまうこともあるのではないだろうか。
そのような意味で、検出力が高いほど動作が重いというのが常識のようなもので、各社この問題を解決しようと躍起になっている。
現在、クラウド技術を生かして軽さで勝負しているのがウイルスバスター。こちらは更新ファイルは20%ほどは本体にダウンロードされるが、その他はウェブ上のサーバーにて更新され、そこからウイルスを検出するというスグレモノになっている。問題点は、オフライン・パソコンへのUSBメモリーや外付けハードディスクからの感染を防ぐのが大変なところだ。
クラウドでどれだけ防げるのか不安な人には断然ノートンがおすすめ。
ウイルス検出力を最優先にするならもちろんGDATA。GDATAにはカスペルスキーのエンジンも入っていて二十防護なので安心だ。

そろそろセキュリティソフト更新という人は、そのまま続けるか、新しいのに変更してみるか、ご検討をおススメする。すぐに使えるアマゾンのダウンロードが便利。
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