June 12, 2025
僕が受けたいじめの記憶(小学校編)
僕は小学生のころ、小1からずっと自己主張ができず、ケンカも嫌、運動も苦手で、いじめっ子にいつも泣かされる弱虫男だった。
田舎の1学年、一クラス20人くらいの学校で小学4年生の一学期まで過ごしたが、いじめっ子 Kと一緒に時間を過ごすことが多かったのだろう。
その時期のことはほとんど覚えていないが、今でも覚えているのは、ある日Kが僕に「俺と同じことをしろよ」と言って校庭を一緒に歩いた時。運動場のシーソーで遊んでる女子たちの方向へ行った。僕らが歩いてる方のシーソーにまたがっていた女子のスカートを彼がめくったのだ。僕も同じことをしろと言われたので、同じスカートをめくった。その時、僕以外にも1,2名一緒にいたような記憶もあるのだが定かではない。
とにかく僕はいじめっ子の言うことを聞いて、女子を虐めたことになる。怖くてKに反抗して拒否できなかった。今あらためて思えば、とてもひどい行為だった。
その女子が先生に告げ口したので、僕らは先生に呼ばれて職員室で二人一緒に思い切り叱られた。担任が女性だったので叩かれることはなかったと思う。
その学校には小学4年生の一学期までいたが、このいじめのような、情けない自分の記憶はしっかり残っている。その女の子の名前も憶えている。とてもかわいい女子だった。恥ずかしくて僕からは声をかけようもない、そんな女子だったのに。ほんとうに情けなく、恥ずかしい記憶だ。忘れたくても忘れられないのだ...