映画

September 16, 2013

原発事故被災地を描いた映画、「朝日のあたる家」が公開中!

原発事故被災地を描いた映画、「朝日のあたる家」が公開中!

今、とても重要な日本映画が日本で公開中だ。重要なのにもかかわらず、いや、むしろ重要だからこそ、一般の映画館上映拒否が続いている。大手メディアを招待した試写会には一社も来なかったそうである。

それでも上映を了承した勇気ある良心的な映画館が全国で15館ほどある。

その映画とは、「朝日のあたる家」。2011年3月11日の東日本大震災の被災者たちの姿を描いた映画だ。本当なら全国一斉ロードショーをしてもおかしくない作品だ。ロサンゼルスの映画祭、ジャ-パン・フィルム・フェスティバル2013でも絶賛されたそうだ。脱原発を目指して活動している山本太郎藤波心も出演している。
東京では9月28日に渋谷で単館ロードショー。

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予告編トレーラーをご紹介する。

映画館関係者の知人、親戚がいる人はぜひ上映を提案してほしい。出演:並樹史朗、斉-藤とも子、平沢いずみ、橋本わかな、藤波心、いしだ壱成、山本太郎。監督:太田隆文(「ストロベ-リーフィールズ」「青い青い空」)

トレーラー
 

上映予定(9月16日現在)

9/14日(土)〜 豊川コロナシネマワールド(愛知・豊川)

9/21日(土)〜 半田コロナシネマワールド(愛知・半田)

大阪シアターセブン(大阪 十三)

9/28日(土)〜 東京 アップリンク (東京 渋谷)

中川コロナシネマワールド(愛知・名古屋)

大垣コロナシネマワールド(岐阜)

10月12日(土)〜 金沢コロナシネマワールド(石川)

10/19日(土)〜 福井コロナシネマワールド(福井)

10月26日(土)〜 愛媛シネマルナティック (松山)

11/2日(土)〜 青森コロナシネマワールド(青森)

福山コロナシネマワールド(広島)

11/16日(土)〜 小倉コロナシネマワールド(福岡)

小田原コロナシネマワールド(神奈川)

今 秋 京都みなみ会館(京都)

横浜ジャック&ベティ(横浜)

未定 新潟シネウインド(新潟)

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July 25, 2011

朝鮮戦争の戦場を描いた韓国映画「高地戦」

高地戦・고지전今日は韓国ソウル東大門にあるメガマックス(MEGAMAX/메가맥스という映画館で「고지전/高地戦」という映画の舞台挨拶があるというので、見に行ってみた。

映画が始まる直前に主演俳優4人と映画監督が登場し、一人ずつ挨拶してくれた。挨拶の内容は平凡だったが、続いて4人の直筆サインが入ったメモ帳をプレゼントするというイベントがあり、当選者を俳優自身が選んでプレゼントした。当選したファンは前に出てきて、俳優と手をつないだり、ハグをしたり、見るのも結構楽しかった。主演の一人、コ・ス/고수が爆発的な人気だった。

この映画は朝鮮戦争(韓国では『韓国戦争』、北朝鮮では『祖国開放戦争』と呼ぶ)でワニ中隊(악어중대/アゴチュンデ)と呼ばれた部隊が北朝鮮とひとつの高地を奪い合う戦闘でのエピソードである。南北境界線上で北の領土になったり南の領土になったり、主が何度も入れ替わる過程で、南北間の小さな秘密の交流も描かれている。秘密の交流というのはなんとも不思議な形で行われる。

板門店では休戦に向けての折衝が繰り返され、韓国軍の最前線では休戦協定はいつ結ばれるのか、早く決めて欲しいという雰囲気が兵士たちを包んでいた。やっと1953年7月27日、休戦が実現し、南北共に前線は大きな喜びと安堵感に支配されるのだが、実はそこには最後の本当に辛い試練が待ち受けていた。

この映画は同族同士で殺しあった朝鮮戦争がどんなに虚しく意味の無い戦争だったかということを浮かび上がらせてくれる。

撮影に一年を要し、戦争のリアルさを表現するために1万4千人を動員、主演から端役俳優まで実際の軍で実施される訓練を受けたという。これは韓国・朝鮮民族が目を逸せない重たい「分断」というテーマを扱った、「シルミド」以来の大作映画だと思う。

ところで、冒頭紹介したコ・ス、韓国で本当に人気がある!日本でも人気爆発間違い無しと言えるくらい格好よかった。

公式サイト(韓国語)


シルミド/SILMIDO [DVD] JSA [DVD] シュリ [DVD]

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April 26, 2011

チェルノブイリ事故から25年。今年は東京原発の年!映画を見よう!

今日はチェルノブイリ事故から25年目を迎えた日として、もうひとつお勧めの映画を紹介する。

以前レンタルビデオで視聴したものだが、今やユーチューブで全編楽しめる。

まだ見てない人は削除される前に見ておいてほしい。こちらは長編なので8本に分割されている。


ちなみにオフィシャルサイトもまだ元気ですよ。





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June 11, 2009

想い出の映画 ウーピー主演の「天使にラブソングを2」5

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実家に置いてあったウーピー・ゴールドバーグ主演の天使にラブ・ソングを 2のビデオを持ち帰って、久しぶりに見た。

このビデオは僕がアメリカはカリフォルニア州、ラ・ハブラという都市に滞在していた2000年ごろに現地のスーパーで買ったVHSビデオソフト。偶然見つけて懐かしくなって買ってしまった。もちろん日本語字幕は付いていないので、自分の英語リスニングの練習も兼ねての購入だった。

この映画との出会につてだが、この映画が米国で封切られたのが1993年なので僕が高校で英語を教えていた1994、95年くらいのことだと思う。この映画の前作天使にラブ・ソングを…を見たわけでもないのにこの映画を見ることになったのは、当時僕が英語を担当した高校一年生のクラスでこの映画を見たいというリクエストがあったためだ。

当時は授業の進度が早い、遅いにかかわらず、生徒に英語の歌や、ビデオでの映画鑑賞を随時取り入れながら授業を行っていた。その是非はともかくとして、授業そのものよりもこのような授業以外の方を生徒たちは楽しみにしていたと思う。

生徒に見せる前に自分一人で一度見て面白い映画だと思ったので、生徒たちと授業を2時限ほど使って一緒に見た。当時は英語教科を4クラス担当していたので、合計5回は見たことになる。

映画の中では日本人にとっても年末の風物詩であるベートーベンの第九のハイライト、「喜びの歌」が、ラップまで含んだヒップホップ・ゴスペルに見事な変身を遂げる。これがこの映画の最大の見所だ。

ウーピー・ゴールドバーグが演じるラスベガスのスター歌手、デロリスが、前作で活躍したサンフランシスコにある修道院のシスターたちの要請により、荒れ果てて閉校まで決まりかけた自分の母校を救うため、生徒たちを合唱団にして、州のコンテストに出演させる物語。

映画の中で学校があるサンフランシスコからコンテストが行われるロサンゼルスのハリウッドまでオンボロのバスで移動するシーンがあるのだが、僕も初めてアメリカへ行ったとき、先にアメリカで留学中であった弟の車の助手席に座り、ロサンゼルスから弟が当時住んでいたサンフランシスコまで夜通しで連れて行ってもらったことがあるので、とても親しみを感じることができた。

随所に1960年代のロックンロール・ソウル系オールディーズが再現される。修道女全員で歌われる、「ダンシング・イン・ザ・ストリート」は、僕にとっては1984年にミック・ジャガーデビット・ボウイがデュエットしたカバーでお馴染みだった曲で、オリジナルのマーサ&バンデラスのバージョンはかなり後まで聞くことは無かった。もう一曲、「ボール・オブ・コンフージョン」テンプテーションズの歌で、この映画で初めて聞いたが、時事的なメッセージを含んだ、僕にとっては新しいプロテストソングだった。

ジョーン・バエズの名唱でも知られる有名なゴスペルソング、「オー・ハッピー・デイ」も新たな魅力で迫ってくる。

この映画で最も注目したのは、ローリン・ヒルが出演、合唱団の中核として美声を披露しているところ。今思い出したが、アメリカでビデオを買ったきっかけは、アメリカへ行く前の時期に彼女のソロ・アルバム、"Miseducation of Lauryn Hill"(ミスデュケーション) をよく聞いていたこととも関係あった。当時、そのアルバムの曲、"Everything is Everything"のプロモーション・ビデオがテレビで頻繁に流されていた。

この映画のサントラ を買って何度も聞いたものだ。最近 また i-Pod Shuffle でヒップホップ版の「喜びの歌(Joyful Joyful)」を聞いているが、何度聞いても飽きない傑作だ。

この映画のハイライト、Joyful Joyfulの場面を紹介します。
台詞部分がスペイン語(?)吹き替えなのはご愛嬌で…

この映画の詳細はウィキペディアで



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April 24, 2009

韓国版セカチュウ、「僕の、世界の中心は、君だ」5

 
今日は「世界の中心で世界を叫ぶ」の韓国版リメイクの僕の、世界の中心は、君だを見た。

主演は昨晩の「僕の彼女を紹介します」の最後にチョイ役で登場したチャ・テヒョン。彼の出世作だったと思う。ヒロイン役は「オール・イン」ソン・ヘギョ。彼女の初の映画出演だった。

962ae749.jpg2005年に韓国で大ヒット。翌年日本でも公開され、このような邦題が付いたが、原題を直訳すると、なんと「波浪注意報」。全然イメージが浮かんで来ないね。確かに台風が重要な役割をしているが。ついでにポスターに出ている他の句は、「初恋が始まる信号」、「初恋は...初雪が二人だけにだけ降る軌跡のようなこと」。ポスターのソン・ヘギョの顔も何だか引き攣って見える。このポスターでは内容は読めないね。日本公開時のポスターの方がイメージが伝わってくる。

この映画、実は以前夫婦でDVDを借りてみた。でも覚えていたのは終盤に出てくる台風の中の港の待合室。大筋はもう分かっているつもりだったが、ほとんど初めて見るようにときめきながら見ることができた。

この映画でソン・ヘギョのセーラー服っぽい学生服のフレッシュな美貌を充分に堪能させて頂いたが、それよりも魅力的だったのは彼女の声と話し方。なんと美しいのだろう。内容はどうであれ、耳を澄まして集中させる魅力を彼女の声は持っている。以前、ドラマ「オール・イン」を見たときには日本語の吹き替えで見たので、彼女の声は分からなかった。ソン・ヘギョは声もチャームポイントだね。

この映画で、チャ・テヒョン平井堅の「瞳を閉じて」を韓国語でカバーした。しかし、韓国内での公開では披露されなかった。日本公開時に限定して挿入されたという。でも、今回のオンエアでは聞くことができなかった。日パーボ本版のサントラでしか聞けない代物。

チャ・テヒョンについては、去年僕がソウルに行ったとき、彼とハ・ジウォン(ドラマ「ファンジニ」の主演女優)と共演した「パーボ」(日本でも定着してきた「おばか」の意味)を見に行ったが、そのときに舞台挨拶を見ることができた。チャ・テヒョンハ・ジウォンを直に見ることができて良かった。その映画は僕は気に入ったが、日本では公開されていないと思う。

そういえば、ソン・ヘギョは映画版の「ファン・ジニ」の主演をしている。チャ・テヒョンは二人のファンジニと共演したってことだな。玉代はさぞ高かったであろう。




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April 23, 2009

韓国映画「僕の彼女を紹介します」5

 

5295a8cf.jpgこの映画、「猟奇的な彼女 」で見せたのと同じような男勝りのキャラをチョン・ジヒョンが演じているが、勇ましいときと可愛いときのギャップが大きくてたまらない。ひょんなことから、誤逮捕してしまった男と二人で手錠の片方ずつをはめた状態でまましばらく一緒に過ごすうちに、互いに惹かれあい、付き合うことになるのだが、二人で一緒に洗面所で顔や足を洗う場面は傑作だ。

タイトルの「僕の彼女を紹介します 」というセリフは、最後の方にやっと出てくる。

その場面に前作「猟奇的な彼女 」での相手役、チャ・テヒョンがチョイ役で出ていたのには笑えた。

全編を通して、主人公たちの愛の深さについて、恋人のジョンウが不慮の死を遂げた後も一途にジョンウのことを思う主人公・ギョンジンの姿に心を打たれた。ギョンジンは、ジョンウを自分が撃ち殺してしまった(?)自責の念に悩まされて何度も死のうとするが、風になったジョンウが助ける。

これを見て思ったのは、人間いつ死ぬか分からない。夫婦、家族に自分が死んでから、或いは家族の誰かが死んでから後悔しなくて良いように、今のうちに人を思う存分愛して、やりたいこと、やるべきことをしないといけないということ。何だか心が洗われた。純粋に泣けた映画でした。

ところで、この音楽、X-JAPANの歌がテーマソングとなり話題だったが、その他にも、Bob Dylan"Knocking On Heaven's Door"(天国の扉)のカバーと、Jackson BrowneThe Holliesのカバーで有名な、"Stay"(ステイ)のオリジナルが何度も流れて良い味を出していた。前者は元々保安官も出てくるアメリカ映画、"Pat Garrett & Billy the Kid "の主題歌であったので、この映画でもしっくりと来た。映画冒頭のシーンで、空から撮ったようなソウルの夜景の中でこの曲のイントロが流れてくるところはなかなか格好良い始まり方だな、と思った。




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April 22, 2009

韓国映画「デイジー(DAISY)」5

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今日の映画は韓国映画「デイジー」。スタートは、田舎道を車がゆっくり走る前を主人公が自転車をこいでいるシーンから始まる。野原と道路がとても美しい。なんだか田舎の田園風景の中でののどかな生活が描かれるような期待を持たせる。

タイトルのデイジー(DAISY)とはヒナギクという白い花のことで、映画中で重要な役割をする、ある意味主役かも。ちなみに花言葉には「純潔」というのがある。

最初は初恋・運命的な出会いを期待する少女の切ない恋愛ドラマかと思いきや、このあと映画の雰囲気は二転、三転する。

画家として成功を目指し、オランダで日々似顔絵を描きながら過ごす韓国人女性、ヘヨン。

その女性に二人の男が惚れてしまう。それも片方は国際警察官、もう片方は人殺しで生計を立てているスナイパー。

この設定だけでもこれからのヒロインの波乱と面白さが期待できる。

主演はどこかで見た可愛い女優だと思ったら、猟奇的な彼女チョン・ジヒョンじゃあありませんか。スナイパー役の男も見覚えがあると思いきや、 私の頭の中の消しゴムチョン・ウソン。警察の方は、見覚えが無かったが、イ・ソンジェ

二人のまったく逆の立場の男の間で揺れ動くヒロインの心が上手く描写されていた。特に印象に残ったのは、スナイパーがヘヨンの家に来たすぐあとに警察の男がしばらくぶりに訪問してきたときのシーン。3人の描写がすごい。誰も一言も話さないシーンがしばらく続くが、3人の心の動きが表情と動作からよく伝わってきた。

結末は非常に衝撃的である。悲しすぎるよ。

この映画も純愛ロマンスって感じだが、アクションシーンもハラハラする銃撃戦もあり、刑事ドラマの面白さも兼ね備えた傑作だと思う。



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April 20, 2009

韓国映画 「B型の彼氏」 TVオンエア5

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NHK BS2で今週、韓国映画特集が始まった。

今日は「B型の彼氏」。久しぶりに韓国映画を見たが、かなりハマってしまった。

男女が偶然運命のような出会いをし、紆余曲折を経て最後はハッピーエンドというお決まりのストーリーだが、なかなか面白い。

これもやはり純愛映画で心洗われる。

この映画によって韓国では血液型論争が盛んになり、血液型占いが大ブームになったとか。

主演のイ・ドンゴンを目当てに見た人が多いと思うが、僕は男だから、むしろヒロインのハン・ジヘに引かれながら、ワクワクしながら見ていた。

ハン・ジヘの顔はなんだか以前どこかで会ったことがある人のようで、とても親しみを感じた。もちろん、かわいい。その彼女が、韓服の場面以外は全編ミニスカートっていうのがとてもかわいくて良かった!さすが、モデル出身だけある。

公開当時はこの映画のせいで、B型の人は大変だったんじゃないかな。僕はA型でよかったとつくづく思う。



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December 07, 2007

John Lennon 凶弾に倒れて27年目5

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12月8日はビートルズのリーダーJohn Lennonが、ファンと名乗る男に銃殺されてから27年目を迎える日だ。

12月7日には妻の小野洋子さんが、複数のテレビに登場し、インタビューに応じ、彼女得意の前衛芸術まで披露した。また、本日より封切られるドキュメンタリー映画、 「Peace Bed アメリカVS ジョン・レノン」の宣伝、今年10月9日(Johnの誕生日)にアイスランドに完成した「イマジン・ピース・タワー」の披露式の様子も映し出されていた。そこにはリンゴ・スターや、ジョージ・ハリスンの奥さんも登場していた。

「イマジン・ピース・タワー」(以降IPT)は、実際のタワーではなく、夜空へ地面から上方へ真っ直ぐに伸びた光の塔のことである。その台となるところには「Imagine Peace:平和を想像しましょう」というメッセージが24ヶ国語で刻まれている。今後どんどん他の言語のメッセージが追加される予定だそうだ。ハングルでも刻まれているのだろうか。

このIPTは、今から40年前の1967年にヨーコさんが構想したコンセプチュアルな光の塔だそうだ。彼女の前衛芸術のセンスが光るひとつの作品だ。世界中から寄せられた10万通を超える願いのメッセージが塔下に永遠に埋められ、その願いが強い光となって、ウィッシング・ウェル(願いの井戸)から発信されるという、地球を包み込む壮大なアートだ。このサイトで、あなたもお願いのメッセージを送ることが出来る。とてもロマンチックでしょう?

上記のサイトは、ドキュメンタリー映画の公式サイトだが、この映画、ジョンと当時ニクソン大統領が率いていたアメリカ政府の戦いが、関係者のインタビューと、初公開の映像を交えて検証されるとても興味深い内容。ジョンが戦いの歌を歌う闘志溢れる姿も見ることが出来るだろう。Happy Xmasにも表れる、War Is Over If You Want Itがどのように出てきたのかも分かるそうだ。

ジョンの命日ということで、彼を偲びながら最近また賑やかになってきたジョンの周辺を書いてみました。



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August 27, 2007

映画 私のちいさなピアニスト (For Horowitz)5

水曜日に妻と二人で試写会に行った。公開間近だった韓国映画、 「私のちいさなピアニスト」 。25日からすでに全国で公開されている。

私のちいさなピアニストこの映画ではシューマンのピアノ名曲「トロイ・メライ」を始めとする、数々のクラシックの名曲を楽しむことが出来る。

ソウル郊外のアパートで、小さなピアノ教室を始めたジス。彼女は自分がピアニストとして大成できなかったという挫折感を噛みしめていた。

そんな時、ジスにイタズラばかりしてくる近所の悪ガキ・キョンミンが絶対音感の持ち主だと知り、ジスは個人レッスンを開始する。するとキョンミンは驚異的なスピードでぐんぐん上達していく。いつしか彼を世界的なピアニストに育てることが、ジスの夢になっていく。

他人に心を閉ざしがちなピアノ教師と、両親を亡くし貧困と孤独の中で生きてきた少年が、親子のような絆を築いていく姿はとても感動的である。

しかし、この天才少年を、音楽おちこぼれの自分が本当に育てることができるのか迷った末に、キョンミンを外国の有名な音楽の元へ預けることを決心することになる。この別れの場面は涙無しでは見られない。

小さなキョンミンを演じたシン・ウィジェは本当にピアノの天才少年であり、大人になったキョンミンを演ずるのはなんと、韓国で今売り出し中の名ピアニスト、ジュリアス=ジョンウォン・キムが演じているので、ピアノの演奏シーンはごまかしゼロの本物である。

クラシック愛好の人はもちろん、感動的な師弟物語が好きな人には超おすすめです。

モバイル 私のちいさなピアニスト



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July 06, 2007

盗難の鬼太郎像再建に向け募金(朝日新聞)2

壊される前の子泣き爺

僕が以前住んだことがある東京都調布市には調布駅前に天神通り商店街がある。 この辺りは「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者である水木しげるさんが居住されていると言うことで、鬼太郎、ねずみ男、子泣きじじいの像がこの商店街に建てられていた。 鬼太郎像が盗まれ、子泣きじじい像が壊されたのは今年の四月。

未だに盗難された鬼太郎像は帰って来ないので、7月7日の七夕祭りで募金活動を行なうことになった。 二体を元通りに戻すには二百万円かかるそうだが、あと百万円が足りないと言う。

思えば、一体誰がこんなことをしたのだろう?もし鬼太郎ファンの趣味が昂じて盗んでしまったのであれば、今の内に返して欲しいものだ。 悪気があってやったとしたら、その人は本当に心が貧しい人で不幸な人だろう。

早く鬼太郎が戻ってきて子泣きじいさんが回復しますように...

ところで、ねずみ男は健在なのかな? 今度確認してみないと。



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May 25, 2007

東芝のBSチューナー付きVHS・DVDプレーヤーがお買い得!

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May 24, 2007

パッチギ!LOVE & PEACE 泣けました!5

パッチギ!LOVE&PEACE

パッチギ Love & Peace 公式ブログ 昨日見てきました。 これまた泣けました。 時代背景は1974年。僕が小学4年生頃で、ちょうどそのころ父の転勤により東京に引っ越して来ました。 前作よりも身近な時代で、がきデカの「死刑」、多摩動物園のライオンバス、ブルース・リーのカンフー映画ブームがあり、にしきのあきら美空ひばりなどの歌手が話題になるような時代。自分が子供だったときの懐かしい雰囲気。そう、僕がリ・アンソンの子供チャンスくらいのときだったのです。

中心はチャンスがかかった不治の病、筋ジストロフィーを治すためにアンソン、キョンジャ、そして藤井隆演じる佐藤までが巻き込まれて頑張るお話。

その中でも中心は芸能界デビューする中村ゆりが演じるキョンジャの話。在日韓国・朝鮮人が芸能界で活躍するのに日本人のふりをしていることに疑問を感じながら芸能界のしがらみの中で人気女優に成長する過程が描かれる。当時の芸能界の裏側が垣間見えたところも面白かった。

なんと中村ゆり自身が、本当に在日であったのだから、迫真の演技にも納得が行く。参照

最後には戦争映画の主役女優をこなすが、戦争映画に疑問を感じ、反発する。

アンソン・キョンジャの父親が戦争中に徴兵を逃れて日本へ渡ってくる話が所々に挿入され、反戦メッセージを発信しているところがタイトルがLove&Peaceである所以だろう。

反戦平和のメッセージとは別に、この映画の底流に流れているのは、在日コリアンと日本人との間に流れるイムジン河を渡りきれるかということだ。 在日も日本人も互いに理解しあって、戦うことなく平和に生活できることを願っているのだ。最後にキョンジャが、前作での松山康介(塩谷瞬)のように、佐藤君と付き合うような感じを漂わせている。

衝撃的とも言えるラストシーンは、在日と日本人が普段は包み隠している本音と本音がぶつかり合ったのだと思った。

この映画でもうひとつ特筆すべきことは、東京都江東区枝川にある東京朝鮮第二初中級学校でも撮影が行なわれたこと。 アンソンの息子チャンスがここに通っている設定で本物の朝鮮学校を利用した。 この東京朝鮮第二初中級学校は、ごく最近まで東京都知事により土地の一部の明け渡しと土地の使用料4億円の支払いを迫られていて、3年以上にわたる裁判(枝川裁判)で勝訴したばかりの学校だ。 登場する子供たち向けの紙芝居の中で、在日朝鮮人が東京オリンピックの開発のために強制的に埋立地である夢の島へ移住させられた経緯が解りやすく語られるのだ。

ところで、最後にひとつ付け加えるなら、ボクサーのホン・チャンス(徳山昌守)が出演しているのだ。見た人は気が付いただろうか?これから見る人は最初の乱闘シーンで彼が朝高生の最強の役で現れるが、それと判る場面はほんの一瞬なので、気を付けて見て欲しい。

これまでタブーとされてきた在日コリアン問題に真っ向から取り組み問題提起をするこのシリーズ、在日の一人としてこの映画製作者の皆さんに心から感謝します。

この映画を気に入った人へお奨めの映画

urihakkyoposterこの映画の内容を気に入った人はこの映画も見てほしい。それは現在韓国で絶賛上映中のドキュメンタリー映画、「ウリハッキョ(我らの学校)」。こちらは韓国人監督が北海道の朝鮮学校に入り込み、監督自身と生徒、教師のお互いの心の交流と現実を映した作品。ただ、日本での公開状況はよくわからず、自主上映を続けているので、こちらを見て欲しい。 (5月19日に千葉で上映されたようだ。)



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May 18, 2007

イムジン河のメロディ5

今晩、あの「パッチギ」(井筒和幸監督)がテレビ放送される。 もう僕はすでに2回も見ているが、今夜も妻と共に見るつもりだ。

さて、この映画のテーマソングとなった歌、「イムジン河」は、僕は朝鮮学校で確か高校時代に習ってよく歌ったものである。 

フォーク・クルセダーズのバージョンは2002年まで聞いたことがなかったが、初めて聞いたときメロディが少し違うと思った。 その違いはどこに原因があったのかが解った。 この曲の日本語の歌詞を付けた松山猛氏は、朝鮮学校に通う友人からこの歌を教わった。 その歌をフォークルの加藤和彦氏に口頭で歌って聞かせたのだ。 口頭伝達だから微妙な違いが生ずるのも当たり前で、その過程を想像すると笑ってしまう。

この歌、色々な紆余曲折を経て、歌詞も何種類かあるらしい。 ここを見ればこの歌についてもっと分かるかもしれない。 パッチギを見る人には映画と共にこの歌にも親しんで欲しいと思う。

明日はこの映画の続編、"Love & Peace"の封切り日とあって、絶好のタイミングでのTV放映。 続編も劇場へ見に行きたいと思う。



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May 01, 2007

ドキュメンタリー映画「ウリハッキョ」IN ソウル5

myongdong_cqn韓国のソウルでウリハッキョという映画を見た。韓国人の映画監督キム・ミョンジュン氏が北海道の朝鮮学校を3年間取材して作ったドキュメンタリー映画だ。

舞台は北海道朝鮮初中高級学校

北海道朝鮮初中高級学校は、日本学校で言えば小学校から高校までの一貫教育を実施しているのと同じである。小学一年生で入学すると、12年間同じクラスで勉強して卒業していくのだ。北海道には一つしかない朝鮮学校であるこの学校には北海道全域から生徒が集まってくるので、遠くの生徒のために寄宿舎がある。多くの生徒たちは小一のときから親元を離れ、寄宿舎でクラスメートたちと生活するのだ。この映画では生徒たちの学校生活とインタビューを中心に3年間のいくつかのエピソードが盛り込まれた。

urihakkyoposter朝鮮学校唯一の日本人教師

前半のクライマックスは日本人のサッカー監督、藤代先生についてだった。藤代先生は、朝鮮学校のサッカー部指導教師との交流を通して朝鮮学校を指導することになった。藤代先生の立派なところは、朝鮮学校の生徒を教えるには朝鮮語で話すべきだという信念を持ち、朝鮮語をマスターしようと努力し、映画中のインタビューでは日本語交じりの在日と同じような朝鮮語で話していた。後には正式に体育の教員になったのだ。朝鮮学校唯一の正式な日本人教師となったのだ

映画の中では、地方予選を勝ち進み、あと一歩のところで敗れてしまった試合後の監督と生徒たちの悔しさがよく現れていて、とても感動的だった。

urihakkyoposter2高級部卒業生の朝鮮への修学旅行

後半のクライマックスは卒業生たちの朝鮮への修学旅行。朝鮮学校の高級部(高校に相当)3年生は修学旅行で朝鮮を訪問する。今は入港できなくなってしまったマンギョンボン92号で訪問するのだ。

このときはマンギョンボン号で訪問できたのだが、「拉致被害者を救う会」の人々が船の前で大々的な反朝鮮抗議運動を展開していて、周囲は警察による厳戒態勢が敷かれていた。生徒たちはこのような波止場にマイクロバスで入り乗船することになるのだが、韓国人であるキム・ミョンジュン監督は入場を自粛せざるをえなかった。

これは生徒たちが乗船する姿を撮影できないということだ。しかし、監督は遠くから船が見えるところを探して、望遠レンズで船上の生徒たちを撮るのである。もう生徒たちの家族同然になった監督を見つけた船首のあたりに集まった生徒たちがみんなで一斉にポーズを取ったり、手を振ったり。とても良いシーンであった。しかし、監督は2年以上同じ民族として何の壁も感じずに親しくなった朝鮮学校の人たちとの分断の壁を初めて感じたのだと云う。

しかし、この監督には抜かりが無く、生徒の一人にビデオカメラを持たせたのだ。その生徒が責任持って祖国訪問の様子を撮影して帰ってくる。当然その様子も映画に出てくる。韓国中の映画館で朝鮮学校の生徒たちが朝鮮で観光を楽しむ姿が映されているのだ。なんと素晴らしいことだろう。

一生を教育に賭したお母さん先生

朝鮮学校はほとんど同胞たちの寄付によって運営されている。(朝鮮学校への寄付は法的に寄付と認められていないので、免税対象とならない)従って、教員たちの収入もそんなに多くない。なので女性の教師は結婚すると止めざるを得ない。そんな中で、結婚後もずっと教師を続けてきたベテラン教師がいた。その先生は、今回の主役生徒たちが高3の時にガンを患っていることが判明した。そのことは誰にも知らせずに、授業を責任を持って遂行する。生徒たちの卒業式が終わるとすぐに病院に運ばれたのだ。そしてしばらくの闘病生活の末に亡くなられてしまう。この先生は正に民族教育に我が身を捧げた、英雄的な教師だったと思う。ご冥福をお祈りします。

学校講堂での結婚式

北海道の朝鮮学校は半分以上の生徒たちとほとんどの教師たちが朝早くから夜遅くまで共に生活する、小さな世界だと言える。この学校の先生方は休むひまも無く働いているので、遊んだり、結婚相手を探したりするのも限られる。

この映画の中でも、教師同士の結婚式が出てくるのだが、結婚式は学校の講堂で執り行われた。朝鮮人は普通結婚式と披露宴を同時に行なう。幸せな主人公たちは同僚教師と生徒たち、それに同胞たちによる手作りの結婚式を行なった。僕の両親も昔、父の職場であった朝鮮学校の講堂で結婚式を行なったのだが、21世紀の現在もこのような結婚式が行なわれているのには驚いた。

こんなに感動的なドキュメンタリー映画は初めて見たような気がする。実は、僕も3月まで2年間、ある民族学校で働いていて、4月に辞めたばかりだった。そんな僕が韓国へ来てこの映画を見ることになったのは、何か運命的なものを感じた。この映画はまだ日本では公開されていない。何箇所かで上映会が行われたくらいだ。大阪の朝鮮学校で上映会があり、キム・ミョンジュン監督が挨拶されたそうだが東京ではまだのようで、近々千葉で上映会があると聞いた。

この映画、在日同胞が見ると必ず感動する。しかし、日本国民が見たらどうなのだろう?ぜひ多くの善良な日本人の皆様に素直な気持ちでご覧戴きたいと思う。



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April 09, 2007

パッチギ続編公開決定!「Love & Peace」5

 
あの2005年の名作映画「パッチギ!」の続編が遂に公開される。 ゴールデン・ウィーク後の5月19日だ。 待ってました! サブ・タイトルは「Love & Peace」。いかにもその時代を反映している。

時は1974年、舞台は東京。 (僕は小学4年生くらいで、茨城から東京に引っ越した頃)アンソンとキョンジャの家族は東京に引っ越してくる。 アンソンの息子、チャンスが病にかかり、その治療のために東京に来るのだ。 

チャンスの治療のための努力過程を軸に物語りは進んでいくようだ。キャストは総入れ替えのようで、アンソンは井坂俊哉、キョンジャは中村ゆり。 オーディションを経て決まったそうだ。

「パッチギ」で感動の涙を流した。 この映画は日本人と在日韓国・朝鮮人の間での理解を深めるのに一役買ったが、拉致問題でとばっちりを受けている日本の朝鮮学校について日本人の理解が深まるのを促進してくれると思う。 そういう訳で、「パッチギ!」同様に多くの日本人の皆様に見てもらいたいと思う。

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April 01, 2007

とことん!あしたのジョー5

昨晩10時過ぎにテレビを何気なくつけるとアニメ「あしたのジョー」が放映されていた。なつかしくてつい見てしまった。 主人公矢吹ジョーと力石亨の試合だ。 目が離せない。 一話が終わったと思ったら、そのまま次の話に続いている。 CMが無いと思ったら、BS のNHKだった。 「とことん!あしたのジョー」という特番)ジョーが力石亨に敗れるが、力石がその場で倒れて死んでしまう、とても重要なシーン。 

そのあと別の番組を見てチャンネルを戻すと、ゲストたちがあのシーンについてのトークを行なっていた。 ジョーの役の声優だったあおい輝彦と、白木洋子の声の壇ふみが出演して、アフレコの風景などを教えてくれた。そのあとになんと劇場公開版の映画「あしたのジョー2」が放送され、それを最後まで見てしまった。

その最初の場面があの力石との一戦が終了するところからだったから、その前のテレビシリーズの場面から話がつながった。 カーロス・リベラとホセ・メンドーサとの試合が中心になった。 この二人のボクサーの名前を自分が覚えていたのが驚きだった。

あしたのジョーのアニメはリアルタイムで見てはいない。 家ではアニメをあまり見せてもらえなかった。 放映当時はまだ小学生にもなってなかったし。 僕があしたのジョーにはまったのは中学生のとき。立川で、今やアキバ系のデパートとして知る人ぞ知る第一デパートの書店フロアで立ち読みをしたのだ。 毎日のように帰宅途中に寄っては、一巻から最終巻(21巻くらい)まで立ち読みで読破した。 第一デパートさんに感謝! (当時はこの他にもドカベンも完読させてもらった)

ところで、あしたのジョーの最終回、灰になってしまったジョーだが、僕は漫画で読んだときも、再放送のTVで見たときも、もう死んでしまったと思ったが、タイトルが「あした」とあるので、きっと新しい生活が始まるのだと思う。 矢吹丈も今やフジテレビのテレビキャラの枠を飛び出してNHKでも特集されるような大物なのだなあ。今も多くの人々の心の中に生きている。

 



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January 04, 2007

武士の一分4

武士の一分(いちぶん)
邦画を久しぶりに映画館で見た。 木村拓也主演だった。 あまり偉くないサムライの役だ。それも毒見役。 これは水戸黄門で、うっかり八兵衛の役回りだったと思う。 上級侍の食事を事前に毒見する役目で、毒見の様子が興味深かった。

ストーリー的にも面白かったし、キムタクの演技も彼らしさが出ていて、なかなか良かったと思う。 妻役の壇れいも、けなげな妻をとても上手に演じていた。

武士の一分(いちぶん)

男としての意地を感じ、自分もそれくらいに命を掛けて、人生の勝負に立ち向かわないといけないと思えたほどに印象的な作品だった。 めったに邦画は映画館では見ないのだが、義母に付き合った形で、良い感動を得ることが出来た。



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September 17, 2006

韓国映画 「連理の枝」5

韓国の映画、「連理の枝」を見た。
チェ・ジウ(최지우)とチョ・ハンソンが主演した純愛映画。今月にDVDが出たばかり。

久々にチェ・ジウの映画を見たが、また病気で死んでしまう内容。 相手はプレイボーイの若社長。 プレイボーイが本当の恋に落ちてしまい、けなげにアタックする姿が楽しい。

悲しい悲恋ものなのだけど、映画の前半はまるでラブコメディのような面白さ。後半には大きなビックリがあって、チェ・ジウのキャラの陰と陽のギャップの大きいこともあり、けっこう泣けます。 おすすめです。収録時間106分。



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August 27, 2006

三丁目の夕日 オールウェイズ

舞台が僕が生まれる少し前の東京(?)。当時の様子がかなりリアルに再現されていたのに驚いた。しょっちゅう出てくる路面電車や、蒸気機関車はどのように撮影したのだろうか。とても不思議だ。

ここに出てくる主人公の作家青年は、飲み屋のバツ一女性と相思相愛の関係になり、彼女が連れていた友人の子供を養いながら、日々が流れていく。

テレビの登場など感動的なシーンを織り交ぜながら、見る人を飽きさせない。

この映画は昨年公開されたが、そのとき弟に、とてもいいから絶対見ろと言われて、映画館まで行ったのだが、その日は正月三が日で、夜遅い回がなく、見ることが出来なかった。弟に連れられてその映画を観た僕の両親もとても良かったと言っていた。

この映画で、人は金よりも心だということを改めてしみじみと感じた。




paul83 at 00:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック