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May 03, 2008

家具配送の仕事

このゴールデン・ウィーク、時間はあるがお金が無い。ということで働いてみようと思い立ち、以前お世話になったことがある派遣会社に連絡、配送業務を手伝うことになった。9時から17時までの拘束8時間、勤務7時間で、時給は1,000円。7,000円の稼ぎになる予定。

東京都渋谷区内某駅にてトラック・ドライバーのKさんと合流。配送物は高級ブランドの家具配送。ルートは世田谷区から神奈川へ向かい横浜・川崎を回り、港区・品川区・大田区と、都内へ戻るルートの予定だった。

それが驚いたことに、途中でルート変更。別のトラックと待ち合わせして、積荷を入れ替えること都合2回。Kさんはこのことにとても怒っていた。この作業は大変なタイム・ロスが生じる。配車担当者に対して文句ばかり言っていた。

時間指定のお客様を結果的に2時間以上待たせることになってしまった。全ての配送が終わるのも予定よりかなり遅れて18:45分。僕には90分の残業が付いたので、まぁよかったかな、と。

結局ルートはまったく変わり、最終配送は横浜市港南区。僕はそんな場所で終わって、生まれて初めて横浜市営地下鉄ブルーラインに乗って帰ることになってしまった。

この家具配送業務、生まれて初めて経験したが、配送業者の大変さがよく分かった。

このような残業は日常茶飯事で、僕を降ろしたあとは配送センターへ行って翌日配送の荷物を積んで、やっと家へ帰れるということだった。翌日はもちろん朝早く運転開始。

配送業務は基本的にダンボールに入った家具を家の前まで持って行き、外で開梱。ダンボール、緩衝材、包装資材などゴミが出てくるが、それはあとで回収する。家具とそのパーツだけ取り出して家の中へ運び、組み立てる。引き取りがある場合は、その荷物を積む。最後にゴミをトラックに積める状態にしてトラックに積む。

配送が7件位あったが、その内一件は一度配送した家具に問題があっての返品交換。もう一軒は、積み方に問題があったのか、キッチンチェアの背もたれ部分が破損していて、新たな返品交換商品発生。

家具はとても重たいので、少しの距離でも移動させるのは大変だ。普段筋力を鍛えていない、事務職専門の僕にとっては大変なことだった。助手なので移動中は助手席に座っているだけで楽なのだが、目的地に着くと突然大変になる。このギャップがたまらない。また、家具を傷付けたり、家の中で運ぶ最中に家を傷付けたりすると賠償責任が問われるので、慎重に気を使うため、精神的にも疲れる。作業中はKさんに怒られてばかりだ。

派遣助手が読むことになる告知には賠償責任問題についてしっかり書いてあり、責任の所在がはっきりするまで何時間でも拘束するという厳しい内容になっている。

初心者同然の僕に、「今日は一人で働いてるようなものだから時間も掛かるし大変だよ」と何度もイヤミを言われたが、こちらは、「すみません」と大きな声で謝るしかない。でも、僕のように30代・40代の助手が付くことが時々あるらしいが、みんな怒鳴られてばかりだと言う。もう社会経験もかなりしているんだから大丈夫かと思ったら全然ダメなんだよ、と。

随分とストレスが溜まったが、僕はKさんを憎んではいない。いい人だと思い、自分が充分にお手伝いできなかったことを申し訳なく思い、もう家具の配送は辞めようと思った。この内容でこの時給では割に合わない。

それにしてもトラックの運転手は過酷だ。運転中に携帯電話で連絡を取る、ハンドルの上に地図を広げて走りながら道を探す(実に何度も道を間違えた)、事前申告しない高速道路の使用は自腹、急なコース変更への対応、時間が無いので昼食を取れないことがしょっちゅう、家具の慎重な組立作業など。

Kさんは自称「インテリア・コーディネーター」だそうで、家具を運んで間取りを初めて見てその場で家具をどのように設置するのか判断してアドバイスを与える技量を備えているそうだ。

昨日は一日、いい経験をさせていただいた。Kさん、ありがとうございました。



paul83 at 08:49│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 日記 | 社会問題

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