August 06, 2006
妻のパソコンがクラッシュ!データを生かした!
一昨日の夜、妻のパソコンがクラッシュした。電源を入れるとほんの数秒間だけHDのランプがついては消えてしまう。 しばらく放置するとプッと短い音がする。またしばらくすると、プー---っと、長い音がまるでご臨終を伝える病院の機器の音のように部屋に鳴り響いた。
何度電源を入れなおしても同じことの繰り返しだった。
ウィルスのせいかと思ったが、妻曰く、これはもう買ってから8年も経つから、寿命なんだと。
妻はパソコンに強くなかったのだが、ここ2年くらい電化製品の量販店でパソコンソフトの販売応援のアルバイトを続けているため、同僚にいろいろ質問しながらだんだんとパソコンに強くなってきた。(彼女はインターネットではヤフオクにかなりはまっている。)その彼女が僕にハードディスクケースに移し変えてUSBでつなぐ技を教えてくれたのだ。今日はそれを実行した。
我が家にはデスクトップがあと僕のが一台あり、さらに仕事用のノートパソコンがある。それぞれ OSはWindowsME と Windows2000 だ。
ちなみにクラッシュした妻のは WindowsXP Home Edition.
まずデスクトップの箱を分解する。
次にハードディスクを取り出す。ネジをドライバーで抜き取り、差してあるコード類をはずした。個々まで順調だったのだが、ここで問題発生。ハードディスク(HD)を引き出すと、角のほうがマザーボードについているファンにぶつかって取り出せない。仕方ないので力ずくで抜き取ると、取れた。しかし、ファンも壊れて取れてしまった。これで、もうこのパソコンは復旧するのは困難になったと思った。
とりあえずHDを抜き取りサイズを確認した。2.5インチと3.5インチがあるのだが、どちらなのか良く分からなかった。おそらくは3.5インチだと思ったが、どうしても確認したかった。しかし、HDにはそんな数字は書いていない。大きさを知り、いざというときのためにそのHDをバッグに忍ばせ、最寄の量販店へと出かけた。
ハードディスクケースを2400円前後で購入。
一応店員に、WinXPのHDをWinMEにつなげても認識するのかと聞いてみた。店員は、できない可能性が高いと言った。でも僕の職場にはたくさんのWinXPマシンがあるので、だめなときはそっちを借りようと思いケースを買ったのだ。
家に帰りさっそく作業に取り掛かった。意外に簡単にできて、いざWinMEのマシンにつないだ。見事に認識した。しっかりと全てのデータが生きていた。少し感動した。彼女のパソコンがクラッシュしたおかげで、貴重な経験をすることになった。
これはひとつのリムーバブルディスクができたのと同じだ。でも一度はクラッシュしたHDだ。彼女が必要とするマイドキュメントは2.2ギガバイトくらいしかないので、今のうちに一枚のDVDにバックアップしておこうと思う。
妻のためには中古のノートパソコンでも買おうかと思う。僕の親しい先輩が運営しているオンライン中古パソコンショップ、ポプラテックに問い合わせてみよう。