August 2023

August 16, 2023

平日なのに祝日ダイヤ!

8月15日は日本では 終戦記念日 と言われるが、祝日でも祭日でもない。カレンダーは平日扱いだ。しかし、新暦での お盆であり、その前後の数日がお盆休みと言われ、前後4日〜1週間程度の夏休み的な休暇になるのが一般的である。

しかし、公共交通機関は土日祝日ダイヤとなる。この案内はネットで探した とあるバス会社が出したお知らせ。

Bus timetable

これは何かとしっくり来ない。

たとえば、韓国の場合は旧正月旧盆秋夕) は 陰暦を元に決まるので 毎年日にちがずれるが、その日とその前後一日ずつ、計3日が法的な祝日として設定されるのでカレンダーにも反映されて大きな混乱はない。

日本のお盆休みは学生の夏休みと同じように、慣例的な休みとして放置されているのに、公共交通機関は休日体制でダイヤを組むという矛盾が繰り返されている。

たとえば僕が働いている片田舎の町では、バスのダイヤが8月14日から今日、16日まで()が 月、火、水曜日なのにも関わらず、土日祝日ダイヤになっている。それも一時間に1本しか走っていない路線だ。(この地域では一時間に1本、毎時間あれば良い方だそうである)

特にここでは駅からここまで来る最終バスが、平日なら7時台まであるのだが、土日祝日は、なんと、都会人には信じられないと思うが、6時45分発が最終なのだ!

平日の7時台でも早すぎると思うが、週末はもっと早いというのは考えられない!

このことは外国から留学や働きに来た人には大変わかりにくいところだ。今日も身近な人が最終バス時間を勘違いして逃してタクシーで帰ってきた。

これは、ほとんどの人が自家用車で通勤、通学している田舎の特徴の一つなのだろう。

高齢者が増えて、交通安全を図るために運転免許の返納も推奨されている今の時代、たとえ田舎であっても公共交通機関をもっと充実させる必要があるのではないだろうか。田舎で免許を返納した独居老人が、僕ももうすぐそうなるかもしれないが、どのように生きていくのか想像したら、背筋がゾッとする。



paul83 at 20:49|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 日記 | 社会問題