July 2023

July 08, 2023

よくわからないので教えてください

このところ、「処理水」なるものの海洋放出の是非が話題になっている。

「処理水」とは、もう少し具体的に言えば「ALPS処理水」だが、要するにかつて「放射能汚染水」と呼ばれた、福島第一原発の事故後にデブリを冷却するために使った汚染水をALPSという機械で浄化した大量の水のことで、一応は環境基準をクリアしているようだ。但し、トリチウムという物質はALPSでは除去できないのでそのまま残っている。

公式見解では放射能はあまり強くなく、半減期は12.3年。 今年はもう13年が経ったので海洋放出の段階になったということなのだろう。

海洋放出の是非は正直、今ははっきりわからないが、環境省がこの「処理水」を海水で希釈して海に流すと言っていることに違和感を感じる。



処理水

トリチウム汚染水海水で100倍に薄めてから放流するという。 じゃあ、その海水はどこから持ってくる? 原発周辺の海からわざわざ海水を汲み上げて、処理水タンクまで運んでいくのか? それはそれは大変な作業だ。100倍に薄めるということは、処理水1トンに対して99トンの海水を加えるということだろう。では、その希釈はどこで行うのか。地上でできる場所があるというのか。 それもわざわざ海に戻すのを前提にその場所まで海水を運ぶ意味があるのか。 これ、ようするに遠回しに、「そのまま海に放出します」と言っているのではないのか?

専門家の意見を聞いてみたいものだ。


paul83 at 00:07|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 原子力発電 | 社会問題

July 07, 2023

現在無料で見られる女子高生が主役の映画(日本の借金って?)

僕が見たいと思っていた映画が現在、7月9日までYOUTUBEで無料公開中だというので、さっそく見てみた。 その映画のタイトルは 「君たちはまだ長いトンネルの中」。去年公開されてSNS上で結構 話題になった映画である。

kimitachiha mada LONG TUNNEL

女子高生を主人公にして、日本の財政が映画のテーマである。 日本政府の財務省が国民を洗脳して、国民のための財政を行っていないことを告発する内容だ。

映画の中で、日本政府が機会あるごとに言う、「消費税は社会保障のために必要」「国の借金が国民一人当たり○○億円ある」などの内容がいかに間違っているかを面白おかしく教えてくれる。

原作は2019年に発売されたこちらのマンガである。



主人公の女子高生、高橋アサミの父親は財務官僚だったが、財務省の方針にどうしても同意できず辞職する。その後、何かの理由で亡くなってしまった。政治の闇を感じさせる設定である。このような部分が他にも出てくる。

重要な登場人物として、人気芸能人から政治家に転身した人がいる。その人は与党の政治家だが、与党が掲げる緊縮財政に異を唱えていて、終盤、大活躍する。立場的には 自民党辞職前の 安藤裕 氏だが、映画の中のクライマックスシーンである、テレビ生討論番組での発言はれいわ新選組山本太郎代表のような活躍を見せてくれる。

予告編映像


「国の借金」論や「消費税は福祉財源」論 を頑なに信じている人にぜひ見せて欲しい映画である。90分くらいなので、あっという間に見終わってしまう。




7月9日も、もう目前!あっという間に見れなくなっちゃうよ!

映画公式サイト


この映画と同じタイトルのテーマソングを、女性教師役で出演している あまりかなり が歌っているのも注目である。



山本太郎も街宣でこの映画について紹介もしていた。


この映画の監督 なるせゆうせい が新しい映画を公開したことを記念しての無料公開。この機会にぜひ映画本編を見て欲しい。そして多くの人にこの無料視聴を奨めて欲しい。



paul83 at 00:29|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 映画 | 山本太郎