July 2022
July 29, 2022
シネマガール 「明晰夢」
東京発メロディックロックバンド、シネマガールの最新曲、「明晰夢」をご紹介する。明晰夢[めいせきむ]とは、夢とはわからず、実際に起っているように感じる夢のことである。英語では Lucid dream と言うようだ。
次の公式サイトでは歌詞を見ながら視聴できる。
ミュージック・ビデオ中には女性が出演して、その女性が別れた男と交際していた当時を夢の世界で思い返すように描かれているが、歌詞の主人公はボーカリストの松田純平自身か、あるいは一人の男である。ということは、この映像は男が見ていた夢なのかも知れない。最後にテーブル前の誰も座っていない椅子が映るが、そこで男は目が冷めて夢から消えたのだろうか、と思いを巡らせてしまった。その男は後ろ姿しか登場しない。
ところで、この動画の最初に、彼らのデビュー曲、「さくら/SAKURA」のミュージックビデオが小道具的に登場するが、それはこのブログでも紹介した、奥原ゆきのをフィーチャーした美しい動画である。
彼らはまた公式音源ではないが、オリジナルのミュージックビデオ、Day by Day を公開している。
July 09, 2022
7月10日、投票に行こう!参院選2022
2022年7月10日は日本の国政選挙、参院選の投開票日である。この選挙が終わったら3年もの間、国政選挙はないという。 明日の結果が今後の3年間を決めるのだ。大勢が変わらなければ今後こんなことが心配される。
.消費税の増税 (19%まで順次)
.福祉財政の削減
.軍事費倍増
.憲法改悪
結果的に GDP と 賃金のさらなる低下。貧富の格差の増大そして、犯罪増加。
参院選では政権交代は実現できないが、参議院で野党が過半数を占めれば、国会でねじれを起こして今の与党、自民党と公明党の思い通りの政治はできなくなるのだ。だから、何がなんでも明日の選挙では有権者全員が投票して、自民党、公明党の議席を半分以下に減らして欲しいのだ。
選挙権は日本国民なら持ってて当たり前だと思ってるだろうが、そうではない。最初に選挙が行われたときは25歳以上の男性しか投票できなかった。 戦後、やっと二十歳以上の男女が投票できるようになった。そして今は18歳以上の日本人なら誰でも投票できる。
実はアメリカ合衆国では、自分が住んでいる州に自ら有権者登録の手続きをしないと投票できないのだ。
また、海外、特に南アフリカでは黒人には選挙権がなかった。戦って勝ち取った選挙権も世界にはたくさんあるのだ。独立後、軍事独裁政権に支配されていた韓国だってその部類に入ると言える。
自治体からすすんで投票用紙を送ってくれる日本はなんと親切なのだろう。 だからありがたみを感じないのか、投票率がたいていの選挙で半分くらいである。有権者の半分が票を捨てているのだ。
特に新たに選挙権を得た 18歳、19歳の若者たち。高い大学授業料を払うため、アルバイトしながら奨学金を返済しつつ、大変な思いをして勉学に励む、あるいは貧しくて大学に行けなくて高卒で働いている人たち。そしてそのご両親! 教育費無償化を公約している政党もあるのだ。 ぜひ自分で調べてそんな政党の候補者に投票してほしい。
僕は在日コリアン3世で、日本国籍を持っていないので選挙権はない。 それはそれでいい。僕は外国人として日本で生きることを選択したのだから、選挙権をくれとは言わない。だけど、あまりにも多くの有権者が選挙権を放棄しているので、「捨てるなら俺にくれよ」と言いたくもなる。
せっかくの選挙、安倍晋三 前総理大臣が残忍な方法で命を奪われたが、それで心が揺れてはならない。こんな暴力が闊歩する世の中を変えるためにも投票することが必要なのだ。
それではいくつか選挙関連の動画を埋め込むので、興味あったら見てほしい。
アメリカのカリフォルニアのティーンエイジャー バンド リンダ リンダズ/The Linda Lindas も投票しようと歌ってるぞ!
南アフリカでジョニー・クレッグ/Johnny Clegg が「一人一票」を叫んだ歌。
投票して気に入らない政治家を落選させようと歌うリトル・スティーブン/Little Steven の選挙テーマ
南アフリカでジョニー・クレッグ/Johnny Clegg が「一人一票」を叫んだ歌。
投票して気に入らない政治家を落選させようと歌うリトル・スティーブン/Little Steven の選挙テーマ