December 2007
December 13, 2007
NHKにゴダイゴ登場!30分も!
代表曲Monkey Magicで始まり、ヒット曲メドレーがあり、最後は新曲BIG MAMAで締めた。
この番組を見て嬉しかったのは最後のBIG MAMAを聞けたこと。テレビでは初演奏ではないだろうか?ケネディ夫人を歌っていると聞いたことがあるが、夢を持って生きようというテーマで、ちょっとハードロック的なアレンジだった。
もうひとつ嬉しかったことがある。それはこのブログでも何度か書いているが、ボーカル・タケカワユキヒデの声のキーのことだ。今回は見事オリジナル・キーになっていた!(タケ、引き続き頑張ってね!)
この番組では途中でインタビューを挟んでいて、中国やネパールでの話が、他のアジアの国々の映像と共に放送された。NHKに民放ドラマ「西遊記」のシーンや、ベストテン番組のシーンが出てきたのが画期的だと思った。
この番組を見て思い直したことがある。それは彼らが1979年の国際児童年のテーマとして歌った「ビューティフル・ネーム」についてである。
あの歌が流行った頃は僕はまだ中3か高1だったので、子供たちのことを歌ったんだな、くらいしか考えなかったが、この頃よく問題になっている児童虐待について考えた時、当時も日本ではそんなに問題にはなっていなかったと思うが、諸外国の子供たちの状態―戦争状態や飢餓状態に置かれた子供たち―を考えてこの歌を聴くと、なんと素晴らしい歌なのかと、今更ながら感激してしまった。
1999年に一時再結成した時に発表したアルバムのタイトルが"What A Beautiful Name!"であり、そこでニュー・バージョンを発表したのもそんな意味での彼等のメッセージであったと思うと、今になって彼等の音楽の奥深さを思い知らされる。彼等はこの歌を中国でもネパールでも現地の言葉に訳して歌い、観客に合唱させたのだ。
この番組、なんと再放送が二回も予定されている。まだ見ていない方はぜひご覧あれ。
12月18日(火) 総合 午前 1:50〜
12月19日(水) BS2 午前 8:30〜
詳細
December 07, 2007
John Lennon 凶弾に倒れて27年目
12月8日はビートルズのリーダーJohn Lennonが、ファンと名乗る男に銃殺されてから27年目を迎える日だ。
12月7日には妻の小野洋子さんが、複数のテレビに登場し、インタビューに応じ、彼女得意の前衛芸術まで披露した。また、本日より封切られるドキュメンタリー映画、 「Peace Bed アメリカVS ジョン・レノン」の宣伝、今年10月9日(Johnの誕生日)にアイスランドに完成した「イマジン・ピース・タワー」の披露式の様子も映し出されていた。そこにはリンゴ・スターや、ジョージ・ハリスンの奥さんも登場していた。
「イマジン・ピース・タワー」(以降IPT)は、実際のタワーではなく、夜空へ地面から上方へ真っ直ぐに伸びた光の塔のことである。その台となるところには「Imagine Peace:平和を想像しましょう」というメッセージが24ヶ国語で刻まれている。今後どんどん他の言語のメッセージが追加される予定だそうだ。ハングルでも刻まれているのだろうか。
このIPTは、今から40年前の1967年にヨーコさんが構想したコンセプチュアルな光の塔だそうだ。彼女の前衛芸術のセンスが光るひとつの作品だ。世界中から寄せられた10万通を超える願いのメッセージが塔下に永遠に埋められ、その願いが強い光となって、ウィッシング・ウェル(願いの井戸)から発信されるという、地球を包み込む壮大なアートだ。このサイトで、あなたもお願いのメッセージを送ることが出来る。とてもロマンチックでしょう?
上記のサイトは、ドキュメンタリー映画の公式サイトだが、この映画、ジョンと当時ニクソン大統領が率いていたアメリカ政府の戦いが、関係者のインタビューと、初公開の映像を交えて検証されるとても興味深い内容。ジョンが戦いの歌を歌う闘志溢れる姿も見ることが出来るだろう。Happy Xmasにも表れる、War Is Over If You Want Itがどのように出てきたのかも分かるそうだ。
ジョンの命日ということで、彼を偲びながら最近また賑やかになってきたジョンの周辺を書いてみました。