戦争

July 27, 2017

戦争で生き残った日本兵が過去を振り返ったCG動画

日本軍兵士が戦争で体験したこと(CGアニメで再現)

6月に元日本軍人の証言に基づいて作成されたCGアニメが発表された。CGだが、いや、CGだからこそと言うべきか、とてもリアルな映像で、戦時中に日本軍がどのように朝鮮人を殺し、犯したかを見せてくれる。なんと、全編日本語で作られ、韓国語字幕が付けられている。僕はこの動画は日本にいる15歳以上の全ての人々が見るべきだと思う。かなりショッキングな映像なので、15歳以上の読者様、ぜひご覧あれ!涙、怒りなしで見れるだろうか?



もし興味を持たれたなら、こちらの従軍慰安婦編をどうぞ。こちらは元従軍慰安婦の証言を元に作られたCGアニメである。音声は韓国語で字幕表示はされないが、日本軍のことばは日本語でそのまま再現されている。韓国語がわからなくても、雰囲気だけでも感じてほしいと思う。




paul83 at 10:22|PermalinkComments(0)

January 04, 2015

三輪明宏と中曽根首相のエピソード

あるSNS上で友人が紹介してくれたエピソードを紹介したい。以下に転載する。

『戦争は為政者が命じる大量無差別殺人です!』


昨年大晦日の「NHK紅白歌合戦」では、サザンオールスターズ「ピースとハイライト」を歌って「反戦と平和」を訴えましたが、美輪明宏氏も「愛の讃歌」の歌詞に「反戦と平和」の断固たる思いを込めて熱唱されました。

御存知の方もおられると思いますが、美輪明宏氏と大勲位・中曽根康弘氏とのエピソードを御紹介します。

中曽根康弘氏との対談で、いきなり、
「キミらみたいなのは海軍魂を知らんだろうな」

と言われた美輪明宏氏は、
「ええ、年齢が年齢ですから、海軍魂は知りませんけど、原爆にやられました。竹槍の練習もさせられたし、銃後の守りでいろいろやらされました」
と返し、さらに、
「でも、おかしいですね。そんなに海軍魂とやらが大層なものだったら、何で負けたんですか。向こうが原爆つくってる時に、何で私たちは竹槍をつくらされてたんですか」「自分の同僚を見殺しにして、おめおめと帰って来て、腹も切らないでのうのうとしている。そういう面汚しの厚かましいのが海軍魂なら、私は知らなくて結構です」
とトドメをさしました。

その対談後、美輪氏が新幹線に乗ったら、中曽根氏が美輪氏の前の席に、先に来て座っていました。美輪氏は、仕方がないので、知らん顔をして座っていましたが、中曽根氏の秘書が、次の車輌に行き、老夫婦を連れて戻って、中曽根氏と座席の交替をさせたそうです。この中曽根氏の逃亡行為に対して、美輪氏は、

「男の風上にも置けない。てめぇ、キンタマついてんのかですよ。たかが芸能人風情に対してね」

と発言しておられます。

悪魔の為政者は、自分達の失政を隠すために、戦争を起こします。そして、国民には、愛国心を押し付け、耐乏生活を強制し、侵略を聖戦と言い換え、戦死者を英霊として祀り、戦争を遂行します。悪魔の為政者は、自分達は安全なところで、突撃命令を下します。そして国民の犠牲など眼中になく、頭の中にあるのは戦利の独占です。

戦争は為政者が命じる大量無差別殺人です。

私たちや私たちの子供や孫たちが毎日安心して楽しく暮らせる平和な社会を築くことは、私たち大人の責任です。 

-------------------------------------------------転載ここまで 

とても痛快なエピソードだったので、ここに紹介させていただいた。 

paul83 at 21:20|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

August 23, 2011

蓮池薫さんの手記

半島へ、ふたたび北朝鮮に拉致されて2002年に日本に帰国した蓮池薫さんがソウルを訪問したときに書いた手記、「半島へ、ふたたび 」をあるところで見かけたので、ザーッと読んでみた。

大学生のときに拉致され、24年間を北朝鮮で過ごし、劇的な日本への帰還を果たした後、再び朝鮮半島へ、今度は韓国のソウルへ行ったときのお話。

僕自身韓国へ何度も行っているので、日本に比べて自動販売機が少ない、カラスがいない、地下鉄が深い、などなど、書いてあることがよく理解できて面白かった。

2009年に発売され、第9回新潮ドキュメント賞に輝いている。

青春真っ盛りの時期を北朝鮮で過ごした蓮池さん。日本では市役所に勤務するようになったが、やはり自分の特技である朝鮮(韓国)語を使って仕事をしたいと思い立った。朝鮮では日本語を朝鮮語に訳す仕事をしていたのだ。

友人に相談して舞い込んだ仕事が、朝鮮観光ガイドの翻訳だったそうで、自分の名前を出さない約束で訳したものの名前を出されて抗議したら、話の成り行きでギャラがもらえなくなってしまったそうだ。そのあと色々な韓国の本を和訳している。そのために一生懸命学習されたようだ。

印象深かったのは、朝鮮はピョンヤンにある「祖国解放戦争勝利記念館」とソウルの「戦争記念館」の対比だ。

ソウルの戦争記念館には朝鮮戦争、ベトナム戦争、その他の海外出兵などで犠牲になった兵士の名前が刻まれた小さな牌がズラーっとはめ込まれた壁がある。ここでは英雄も「しがない歩兵」も同等に扱われている。反面、北の施設には活躍した英雄は大きく賞賛され、銅像があったりするが、その他大勢とも言える一般兵士の名前は一切記録されていない。「虎は死んで皮を残すが、人は死んで名を残す/범은 죽어서 가죽을 남기고 사람은 죽어서 이름을 남긴다」というが、名前も残らないのであれば1頭のトラ以下の扱いだろう。

朝鮮でもソビエト崩壊以降、秘密裏に占いが流行っているという話と、現在の韓国での占いを実際に見てもらった体験も面白かった。

初めて見る韓国を、まずは北朝鮮と、次に日本と比較するという変わった観点からの文化比較はとても面白いと思った。



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April 17, 2009

ニール・ヤングの反戦アルバム5

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僕は最近、偶然にニール・ヤングのアルバム、"Living with War "を聞くことができた。これは驚くべきアルバムだった。 ニール本人が「これはメタル・フォーク・プロテストアルバムだと宣言しているとおり、アルバム全体が反戦メッセージで満たされている。プロテスト・アルバムだ。タイトルから、戦争の話題からいつも逃げられない現代の生活を表している。

これは2006年発売のアルバムで、もう3年も前のこと。この中で特筆すべきなのは、ストレートなプロテストソングが沢山入っていること。例えば、「大統領を告発せよ」"Let's Impeach the President"という曲は、イラク戦争についてフセインとアルカイダの関係について、フセインの大量破壊兵器所持疑惑について、発言が変わっていることを取り上げている。曲中にブッシュ前大統領の肉声も入っていて、歌詞カードには記されていないが、プロモーションビデオで英語字幕で確認することができるようになっている。最初の発言と、後で翻した発言が順番に入っててとても分かりやすい。

次に、「指導者探し」"Looking For A Leader"では、「アメリカに指導者はいるが、ホワイトハウスには指導者がいない」という趣旨で、曲中に「恐らく次の大統領は女性か黒人かも知れない」と、当時からポスト・ブッシュ候補として注目されていたヒラリー・クリントンや、バラック・オバマを示唆している。オバマに関しては、コリン・パウエルと一緒に、黒人大統領の可能性として一緒に実名が出てくる。このPVには、初代からG.W.ブッシュまでの歴代大統領の写真や動画が順番に出てきて面白い。ブッシュの次は、まだこの時点では「」となっている。

他にも、「自由の旗」"Flags of Freedom"は歌詞の中に1963年に公民権運動で盛んに歌われた、Bob Dylan「風に吹かれて」"Blowing In The Wind"を登場させ、曲は、やはり、Bob "Chimes of Freedom"の続編のような作りになっていたり、「落ち着きの無い消費者たち」"Restless Consumers"では、報道規制下のマスメディアの報道に一々反応して振り回される大衆を描き、テレビやラジオは信じられないと歌っていたりする。

ニール曰く、こんなことは20台の若い連中がやってくれるだろうと思ったが、未だに自分たちの世代が現役で頑張って続けていかなければならないと、若いミュージシャンたちに対する失望を表現していた。

プロテスト・ソング研究家と自負していた僕が、ニールに関しては関心外だったので、今になってこのアルバムを見つけて、とても残念だ。もっと早く紹介できればよかったのに。

ここで全曲のPVを見ることができるので、興味ある人はぜひ見てください。ほとんどのPVの下方にイラク戦争での月ごとの死者数が紹介されている。久しぶりに通して聞く気になるアルバムを見つけた。しばらくは歌詞の内容を楽しませていただくとしよう。

プロテストソングの傑作集



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August 13, 2007

戦争の親玉 ボブ・ディラン 日本語訳詞

<戦争の親玉>

やあ、戦争の親玉諸君
大砲を作る諸君
殺人飛行機を作る諸君
大きな爆弾を作る諸君
壁の後ろに隠れている諸君
机の後ろに隠れている諸君
諸君に知ってほしい
私は諸君の仮面を見通せるって事を

絶対に何もしない諸君、
破壊の為の製造以外は
諸君は僕の世界の中で遊んでいる
まるでこれが諸君の可愛いおもちゃであるように
諸君は銃を手に取り
私の視線から逃れる
向きを変えて遠くへ逃げる、
銃弾が飛んできたら

昔のユダのように
諸君は嘘をつき欺く
世界戦争は勝つことが出来ると
私に信じてほしいと思っている
しかし私は諸君の目を読み
そして諸君の考えを見抜く
まるで下水道を流れる水を
見通すように

諸君は自分の引き金は留めておいて
他の人々に発砲させる
諸君は後ろでただ見ている
死者の数が増えると
別荘の中へ隠れる
若い人々の血が
体から流れ出て
泥の中に埋められている間に

諸君は最悪の恐怖を振りまいた
今までで最悪の
子供を産む恐怖
この世界に
私の赤ちゃんを恐れさせる
まだ生まれても、名付けられてもいない
諸君は自身の血管を流れる
血ほどの値打ちも無い

私がどれだけ知っているか
諸君に話せるほどの
諸君は私が幼いと思っているかもしれない
諸君は私がまだ充分学んでいないと思っているかもしれない
しかしひとつだけ確かなことがある
私は諸君より若いけど
イエス様でさえ
諸君がしていることを許しはしない

ひとつお尋ねします
そんなにお金が好きなの?
それが諸君に容赦を買ってくれるの?
買ってくれると思うの?
私は諸君がいずれ気付くと思う
死がその代価を支払う時
諸君が稼いだその金は
諸君の魂を買い戻してはくれないと

私は諸君が死んでくれればいいと思う
そして死はすぐにやってくるだろう
私は諸君の棺桶の後をつける
青白い午後に
そして諸君が埋められるのを見るさ
お墓の底へ
そして私はその墓石の上に立ち
諸君が本当に死んだか確認するのさ

ボブ・ディランのプロテストソングで最も激しいメッセージが込められたものの一つです。



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"Masters of War" 戦争の親玉(英語詞)Bob Dylan

"Masters of War"
written by Bob Dylan

Come you masters of war
You that build the big guns
You that build the death planes
You that build the big bombs
You that hide behind walls
You that hide behind desks
I just want you to know
I can see through your masks

You that never done nothin'
But build to destroy
You play with my world
Like it's your little toy
You put a gun in my hand
And you hide from my eyes
And you turn and run farther
When the fast bullets fly

Like Judas of old
You lie and deceive
A world war can be won
You want me to believe
But I see through your eyes
And I see through your brain
Like I see through the water
That runs down my drain

You fasten the triggers
For the others to fire
Then you set back and watch
When the death count gets higher
You hide in your mansion
As young people's blood
Flows out of their bodies
And is buried in the mud

You've thrown the worst fear
That can ever be hurled
Fear to bring children
Into the world
For threatening my baby
Unborn and unnamed
You ain't worth the blood
That runs in your veins

How much do I know
To talk out of turn
You might say that I'm young
You might say I'm unlearned
But there's one thing I know
Though I'm younger than you
Even Jesus would never
Forgive what you do

Let me ask you one question
Is your money that good?
Will it buy you forgiveness?
Do you think that it could?
I think you will find
When your death takes its toll
All the money you made
Will never buy back your soul

And I hope that you die
And your death'll come soon
I will follow your casket
In the pale afternoon
And I'll watch while you're lowered
Down to your deathbed
And I'll stand o'er your grave
'Till I'm sure that you're dead

ボブ・ディラン1963年発表の作品で、戦争を裏でコントロールしている人々を痛烈に非難した歌。

プロテストソングの代表級です。



paul83 at 21:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)