原発
April 24, 2022
原子力発電はCO2を排出しないという誤解
呼吸の問題で考えれば、いわゆる人工削減計画にも合致することだが、それがもしかしたら隠された目的かも知れない。
実際には石炭や石油という化石燃料を燃やすことを減らすことが課題になっている。これはそのままエネルギー問題につながる。火力発電を減らして他の発電方式に変えていこうということになっている。
ここで問題になるのは原子力発電である。メディアの様々なところから、原発は「発電時にはCO2を排出しない」といった声が聞こえてくる。わざわざ「発電時」と条件づけするところがどうも気になっていた。以前どこかで ウラン採掘の段階から色々な二酸化炭素排出があると聞いた記憶があったのだが、今ひとつハッキリ理解できてなかった。
それを今回、参政党で政治活動を開始した 武田邦彦教授がこのことを明快に語ってくれた。
要点は
原発の建物を建設する時
濃縮ウラン生成と廃棄物処理
このような大きく2つの段階で大量の二酸化炭素を放出するということだ。トータルで考えると火力発電と同じくらいか、それ以上だという。
この動画内容でもう一つ重要なことは民主主義とは何かという部分。「国民をだましていかにも民主主義らしくしている」という言葉。よく考えよう!政府やメディアが言うことはは真ぬ受けないで疑うことが重要だ。
原子力発電はCO2を排出しないというのは誤り!
February 11, 2020
山本太郎 CO2削減と原発について
れいわ新選組代表、山本太郎は、参議院選挙で落選し、議員にはなれなかったが、その代わりに「街頭記者会見」と「おしゃべり会」という、大画面スライド映像完備の講演会を毎日のように開催しながら日本全国を飛び回っている。すでにその過程での演説をいくつか切り取ってご紹介してきたが、今回は2月9日に岐阜県大垣市で行われたおしゃべり会の内容をご紹介したい。
山本太郎の政治への関与の出発点は福島第一原発事故だった。原発廃止が彼の原点で、信念にして絶対に譲れないものである。
世界では、グレタ・トゥンベリの国連での力強い演説を追い風にして、CO2削減への取り組みが勢いづいている。(但し、主要先進国は消極的だ)
CO2削減のためには火力発電をやめて、原子力発電を維持しなければならないという考え方も出てきている。管理人は、原発が環境にクリーンだという考え方には賛同しないが、どうやら、それが日本では一般的な考えのようだ。そのような考え方の読者はこの記事の最後にある動画を見てほしい。
このような状況で日本はどのようなエネルギー政策を打つべきなのかについての山本太郎お話を聞いてほしい。
山本太郎が主張するのは、原発廃止、火力発電をつなぎにして、自然エネルギー発電にシフトしていくという考え方だ。
CO2の排出を減らす代わりに、放射能大量排出の危険を継続させるのはどうなのか。このことを世界に問うしかないと言っている。
CO2排出が地球温暖化の原因だというのは、大きな嘘だという説もある。
ここに、「原発は二酸化炭素を出さないの?」という、そのものズバリの動画があるので、見てほしい。
この動画でわかることは、原発を安全に維持するため、核燃料を加工するため、等、発電そのものではない、周辺部で確実に、切れ目なく、原発が止まっていても、CO2を排出し続けていることである。
なので、CO2削減の必要性については全否定はしないが、そのために原発が必要だという意見は、管理人は全否定する。
December 23, 2017
ウーマンラッシュアワーの痛快な政治漫才!
日本ではテレビで政治のことをお笑いにするのがタブーのようになっている現状で、思い切ったことをやってくれた。痛快である!心から拍手を贈りたい!
September 07, 2017
11.23. おしどりケン&マコ講演会
11.23. おしどりケン&マコ講演会
2011年3月11日の大地震により引き起こされた福島第一原発事故。この事故について東京電力の記者会見に毎回のように通って取材し続け、その内容を発表し、講演して回っている夫婦お笑い芸人、おしどりケン&マコ。11月23日に大阪にて講演会が開かる。このイベントでは以前ご紹介した「Abe Is Over」のパギやん、趙博 もライブを行う。関西圏の方はぜひご参加あれ。
遠方の方は、7月の講演会の様子の動画をチラシ写真の下に埋め込みましたので、そちらをぜひご覧ください。
November 19, 2016
AFPのニュースで紹介された原発事故の映画「朝日のあたる家」〜スクリプトと和訳付
AFPのニュースで紹介された反原発映画
「朝日のあたる家」の内容
人気邦画、「向日葵の丘・1983年夏」や 「ストロベリーフィールズ」で有名な大田隆文監督によって製作・発表された、原子力発電所事故を描いた映画、「朝日のあたる家/The House of the Rising Sun」は福島原発事故の2年後の2013年に公開されたこともあって多くの映画館で上映拒否されつつも、良心的な映画館で全国的に上映され、好評を博した名作である。管理人も渋谷まで観に行ってきた。このようにAFP通信社が取材し、ドキュメンタリー映像を発表した。その内容を紹介するので英語学習に活用してほしい。今はDVDにもなっているはずなので、まだ見てない人にはぜひ見てほしい。
英語スクリプトと和訳
〜英語では原発のことを Nuclear Power Plant 等と言いますが、ニュース記事にはPower Plantということばは一言も出てきません。英語では原発もひっくるめて「核」なのです。原子力産業はNuclear Industry。「核産業」なんです。反原発運動は反核運動と一緒なのです。原子力という言葉自体、核爆弾を投下された国民たちにとって聞こえが悪いので、「原子力」という響きのいい言葉を使うようになったのではないでしょうか。
英語 | 和訳 |
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This Japanese film almost never saw the light of day. "The House of the Rising Sun" tells the story of a family torn apart by a nuclear disaster. A subject so sensitive in Japan that the director found it impossible to finance his project through conventional means. But the groundswell of anti-nuclear feeling following the Fukushima disaster persuaded Takafumi Ota to turn to the public. He raised 100,000 dollars through crowd-sourcing – and the film’s now being screened in independent cinemas. Takafumi Ota, Director of "The house of the rising sun" : "The media talks less and less about the problem of nuclear refugees. I asked myself what I could do as a director. I decided to make a film to voice the message that newspapers and televisions don't." Three years after the Fukushima disaster and the anti-nuclear demonstrations are waning. The Japanese media barely give them any airtime – even if surveys show most people are still against the industry. Kazuo, Demonstrator : "Japanese people have a tendency to be quite passive. And it's such a tough fight that many have given up. But we have to keep going!" The pro-nuclear lobby is an impressive foe, whose reach spans many sectors . Professor Jeff Kingston, Temple University : “Japanese companies sit at the nexus of the global nuclear industry. Toshiba, Hitachi, Mitsubishi. They are part of what Japan calls the nuclear village. Pronuclear advocates in industry, finance, in politics, in academia, in mass media, bureaucracy. These people control the commanding heights of national energy policy and they are not prepared to let the public decide something that important.” Despite the lobby's power, the government still hasn't restarted the country's 50 nuclear reactors, taken offline for safety checks. Japan is one of the only countries in the world to have completely shut down its nuclear energy industry, but many expect it'll rise up again before too long. |
この日本映画はほとんど日の目を見ていません。 「朝日のあたる家」は原発事故の惨事によって引き裂かれた家族のお話です。 日本においてこれはとてもデリケートな主題なので監督は通常の方法でこの映画の資金を集めるのは不可能だと悟りました。 しかし、反福島の大災害に続いた反原発の気運のうねりが大田隆文監督の目を一般市民に向けさせました。 監督はインターネットを通して不特定多数の一般市民から10万ドルを集めました。そしてこの映画は独立した映画館で上映中です。 太田隆文監督:「メディアが日を追うごとに原発難民について取りあげなくなっています。私は自身に問いかけました、映画監督として何ができるだろうかと。そして新聞とテレビが伝えないメッセージを聞かせる映画を作る決心をしました。」 福島原発事故から3年が経ち、反原発運動も勢いを失ってきています。 日本のメディアは彼らにほとんど放送時間を提供してくれません。世論調査でまだほとんどの人々が原発産業に反対という数字が出てるにもかかわらずです。 デモ参加女性: 「日本人はとても消極的な傾向があります。そしてこれは大勢の人があきらめてしまったほどに難しい戦いなのです。でも私たちは続けていくしかないんです!」 原発推進圧力団体はとても手ごわい敵です。この影響力は多くの産業分野に行き渡ります。 ジェフ・キングストン教授(テンプル大学):「日本の企業は世界規模の原子力産業の連鎖の前に位置しています。東芝、日立、三菱。これらは日本で原子力村と呼ばれるものの一部です。原発推進派が産業、金融、政治、学問、マスメディア、官僚を支えています。この人々が国家のエネルギー政策の高台を制御していて一般がこの重要なことを決められるような段階にはまだなっていないのです。」 ロビー団体の力にもかかわらず政府はまだ50基の原子炉をまだ再稼動させておらず、安全チェックの状態にしたままでいます。 日本は原子力エネルギー産業を全部止めてしまった世界で唯一の国ですが、多くの人々は近いうちにまた立ち上がるだろうと予測しています。 |
August 11, 2015
March 16, 2015
三輪明宏さん去年末も痛快にツッコんでた!
三輪明宏さんが茂木大臣に痛快に突っ込んだ!
三輪明宏さんの痛快なエピソードを以前ご紹介したが、実は昨年末のテレビ番組でも痛快なツッコミで政府閣僚を困らせるこれまた痛快なやりとりがあった。次の動画はテレビ番組で茂木経産大臣が原発再稼動について語っている動画。件のやりとりは11分11秒目からだが、急ぎの方以外は最初から見てほしい。
動画の中の11分11秒目から三輪は次のように、原発政策は自民党が始めてここまで引っ張ってきたことであって、今度の安部政権の復活はこの後始末をちゃんとしろという神様の意図であると主張。そして何でも民主党の責任にする自民党は潔くないと、ゲストの茂木経産大臣に突っ込む。リアクションに困る大臣の表情が見物だ。
11分11秒目からのスクリプトをvanacoralの日記から転載。管理人もツッコんで見た。
(管理人:ゼロかあるかの択一ではなくて、あるとしても後はこれ以上増やさないのが大事だろう!)
(管理人:いくら説明ばかりしても真実は変わらない。説明は当たり前で、大事なのは説得。正直、日本のどの自治体も住民のことを本当に考えていたら処分地を受け入れるわけない!受け入れたとしたら必ず裏でお金が動いてるはず!「理解」=「妥協」でしょ!)
(管理人:最初の訪問先?ただのポーズだったということがはっきりしたね。)
念のため、こちらにも動画を!
2012-12.28 美輪明宏を利用した自民批判 vs 茂木敏充 【転載... 投稿者 kigurumiutyuujin
December 12, 2014
衆院選挙週末 この党首討論だけは押さえて置きましょう!
選挙の日にはこの党首討論を見てから投票に行こう!
今週末は衆院選投票日!日本国民の皆さん、必ず投票してください!日本の皆さんが利を行使する機会を放棄しないでください!僕ら外国人は投票権がありません。皆さんに期待をかけるしかありません。最近の日本は外国人がとても住みにくくなっていると感じています。これは正に皆さん自身が暮らしにくくなっているシワ寄せだと思うところです。
安部首相率いる自民党政権が今の状況を作りました。新聞では今回も自民党が圧勝すると大々的に報じていますが、 これは有り得ないと思います。
選挙公示前の12月3日にテレビ朝日系の報道ステーションで行われた党首討論、ご覧になりましたか?
最初から原発をテーマに、古館キャスターがアナウンサー生命を賭けているかのような渾身の司会を努めて内容の濃い討論になっています。
最初のエネルギー問題の討論では僕は小沢一郎さんの意見を支持します。(動画7分3秒目辺りから)
テーマは原発から消費税増税、集団的自衛権へと移っていきます。
どこに投票すればよいか?僕は皆さんに「とりあえず自民以外で」お願いしたいと思います。
皆さん、ぜひこの動画を見て、誰に投票するか決めてください!
141203報道ステーション 恣意的な司会 最後の党首討論 投稿者 methane_hydrate_of_Japan
前回の選挙ではこんなポスター貼ってた自民党
December 11, 2014
東日本大震災時のトモダチ作戦に参加した米兵たちが大変なことになっている!
トモダチ作戦米兵2名が骨膜肉腫と白血病で死亡
〜東電訴訟、本格弁論へ
福島第一原発事故のとき、直後に躊躇なく日本を助けに来た原子力空母ロナルド・レーガンに乗っていた兵士たちが日本に数十日も滞在して救援活動に励んだ。これはトモダチ作戦/Operation Tomodachi と呼ばれ、アメリカの日本に対する支援のシンボル、英雄のようになった。その彼らが白血病などの病にかかり、どんどん亡くなっているらしい。それで参加した200人以上の米兵らが東京電力に対して裁判を起こした。詳細はぜひこちらの動画を見てほしい。
トモダチ作戦2名が死亡〜東電訴訟、本格弁論へ
November 03, 2013
原発事故の映画、「朝日のあたる家」観てきたよ!
原発事故の映画、「朝日のあたる家」観たよ!
原発事故被災地を描いた映画、「朝日のあたる家」が公開中!という記事を書いて約1ヶ月後の10月18日、ついにこの映画を見ることができた。東京出張があり、その間に時間が空いたので、渋谷まで行って観てきた。
「朝日のあたる家」を上映している劇場は都内でも2,3箇所しかなく、そのときはここだけだったと思う。その劇場の名前はアップリンク/UPLINK!
劇場名は最新式の映画館のような響きを持っているが、入ってみてビックリ!30人も入れば満席になりそうな狭さで、座席は床に所狭しと並べたリクライニング・チェアなど。色々な椅子が入り混じっていて、どこかが壊れている中古品ばかりのように思えた。
そんな劇場の最前列のリクライニングシートに腰かけて両足を前に伸ばし、買ってきたジュースとパンを食べながら上映開始を待った。
映画は予定通り始まった。観客はたったの三人。終了時までには4人に増えていたが、少なすぎる!みんな一人で観に来た男性だった。
映画は僕の二つの大きな勘違いを覆した。
一つ目、主演が山本太郎で藤波心ちゃんも重要なキャストだと思っていたが、どちらも友情出演程度の出演だった。
主人公は父、並樹史郎、母、斉藤とも子、長女の大学生、平沢いずみ、次女の中学生、橋本わかなで成る4人家族。山本太郎は沖縄に移住した父親の弟役、藤波心は長女の学友役。
二つ目、福島第一原発の事故後の福島が舞台だと思っていたが、福島原発事故から数年後に別の原発で事故が起こる静岡県が舞台だった。
しかし、被災者や政治家たちの様子はすべて福島原発事故で起こった事実をベースにして作られているそうだ。
もっとも印象に残るシーンは、原発事故後、死の灰を雪だと思って楽しんだ姉妹たちが避難所の体育館で被爆検査の再検査を要求されるシーン。
体育館では防護服を着込んだ警備員や電力会社に雇われた人たちが普段着で集まった人々を誘導する。要するに、防護服を着ないと危険な場所への避難だったとしか思えない。避難民たちは皆それに違和感を感じていたことだろう。そんな中で娘たちが再検査を要求された両親の動揺がとても印象的に描かれていた。
「朝日のあたる家」は被災者一家の様子を通して、福島の原発事故が普通の生活をしていた人たちの日常の生活を奪い、積み上げてきたものすべてを放棄せざるをえなくしたことと、被災者が生活基盤を失って苦しんでいる現状を教えてくれる。
映画の人物描写がとてもリアルで、原発事故の恐ろしさを十分に痛感できる。
普段は日本で映画を観ないし、見たところで1000円前後するパンフレットは絶対に買わない僕だが、今回に限っては買わせていただいた。もちろんこの映画を応援する一環としてだが、なんと直筆サイン入りのパンフレットが同じ価格で売ってたので、そちらを購入!僕は中学生を熱演した橋本わかなちゃんのサイン入りを買いました!
アップリンクではまだまだ上映を続けるそうなので、ぜひ皆さんも観にいってね!絶対後悔しないと思うよ!
現在公開中/公開予定の全国の劇場
017-783-5081
024-533-1515
03-6825-5503
045-243-9800
0465-45-5685
025-243-5530
055-962-4649
075-661-3993
084-981-5073
093-581-5678
099-222-8746
September 16, 2013
原発事故被災地を描いた映画、「朝日のあたる家」が公開中!
原発事故被災地を描いた映画、「朝日のあたる家」が公開中!
今、とても重要な日本映画が日本で公開中だ。重要なのにもかかわらず、いや、むしろ重要だからこそ、一般の映画館で上映拒否が続いている。大手メディアを招待した試写会には一社も来なかったそうである。それでも上映を了承した勇気ある?良心的な映画館が全国で15館ほどある。
その映画とは、「朝日のあたる家」。2011年3月11日の東日本大震災の被災者たちの姿を描いた映画だ。本当なら全国一斉ロードショーをしてもおかしくない作品だ。ロサンゼルスの映画祭、ジャ-パン・フィルム・フェスティバル2013でも絶賛されたそうだ。脱原発を目指して活動している山本太郎、藤波心も出演している。
東京では9月28日に渋谷で単館ロードショー。
予告編トレーラーをご紹介する。
映画館関係者の知人、親戚がいる人はぜひ上映を提案してほしい。出演:並樹史朗、斉-藤とも子、平沢いずみ、橋本わかな、藤波心、いしだ壱成、山本太郎。監督:太田隆文(「ストロベ-リーフィールズ」「青い青い空」)
トレーラー
上映予定(9月16日現在)
未定 新潟シネウインド(新潟)
October 31, 2011
原発労働者の内、百名以上が行方不明だということ
この日記を書いた者は少し経ってIDが消滅した。強制退会されたという意見も多いが、意図的に自分から退会したことを否定できるような要素もない。
この行方不明100名以上の問題についてはテレビでもすでに報道されている。
20110810 原発作業員143人“所在不明” 投稿者 PMG5
この動画では東電の労働者動員と管理のずさんさを批判している。が、これよりも重要なのは、その人々が生きているかどうかということだ。
そういう疑念を抱かせる日記がミクシィで投稿され、そのユーザーが退会した。その日記をミクシィから転載する。
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この日記の内容、誰が完璧に否定できるあろうか。信じるには余りにもひどすぎる。このブログが問題になって僕のID削除など、憂き目に遭ったとしたら、これは真実だと言うことだ。もし何もなくこのブログが未来永劫残っていれば、きっと杞憂に過ぎなかったと言うことになるであろう。この記事にご注目していただきたいと思う。もう既に日記の主は退会し、それを述べたコミュニティは生きているという状況なのだ。
May 27, 2011
山本太郎さんがドラマ降板させられた原因の動画
このビデオを見て欲しい。人気俳優、山本太郎が原発事故の被害を受けている福島県の子供たちの放射能基準値を20ミリシーベルトに引き上げたことに抗議して、子供たち全員の疎開を強く訴えているビデオだ。 8分も熱く語る彼の目に嘘や邪心は見えない。僕は山本太郎君の芸能生命を賭けた本気の主張に大いに賛同するとともに、喝采を贈りたい。 分かりやすい話だが、予想通りの展開になった。5月26日のウェブニュースによると、この発言が原因で、出演することが決まっていたドラマを降板させられたそうだ。
山本太郎は人気俳優。僕もバトル・ロワイヤルでの彼の演技はとても印象に残っている。GOや夜を賭けて など、在日コリアンがらみの人気映画にも出演していて、とても身近に感じていただけに、今回の事態には憤りを禁じ得ない。山本太郎の出演映画
このブログでも度々紹介している、某原子炉製造メーカー傘下のレコード会社が1988年に忌野清志郎率いるRCサクセションの「カバーズ 」というアルバムを、原子力発電を反対する曲が入っているという理由で発売させなかったのと同じようなことがまた起こってしまった。
RCサクセションのアルバムの場合、古巣のキティ・レコードから一年後に発売させ、話題性も手伝って、堂々のオリコン・チャート一位を獲得した。彼らにとっての唯一のナンバーワン・アルバムとなった。
山本太郎君をもし「当局」が、連鎖反応で同じような芸能人が出てこないようにするための見せしめとして今回の措置をとったのだとしたら、とても悲しいこと。日本には言論の自由はないということが実証されたことになる。
だからこそ、山本太郎フォロワーがどんどん出てきて欲しいと切に願う。
僕が同じことをしたって影響力はほとんどないだろう。有名人の一言は世論に大きな影響を及ぼすことができる。だからこそ統制され、規制され、弾圧されるのだ。
この件で、僕は山本太郎君が次に出演するドラマや映画が大ヒットすることによって、「当局」を見返す日が必ず来ると信じたい。RCサクセションのカバーズのように。
最後に、彼の言うように、基準値をそのままにしたら賠償金を払いきれないから基準値を原発で作業する労働者の基準値の4倍にもなる数値に上げた日本政府は殺人政府だと思う。自分たちの保身のためなら人が死んでも良いと思っているのだ。
こんな政治家たちが国民を引っ張っている日本とは一体どんな国なのか。韓国や他の国も似たりよったりだと思うので、対岸の火事とは考えず、外国人として自国の政治にもっと関心を持つようにしよう。
May 04, 2011
原発作業員・労働者の証言から
「始末書の話」
「一日被曝量は100ミリレム(1ミリシーベルト)ときまってた。建屋内ドレイン清掃など、それで終わるはずはない。どうしても、越えてしまう場合がある。
すると、始末書をかかんとあかんのや。会社のせいで、長い時間働かされてるのに、始末書書いて責任とらされ、怒られるのは、労働者たちやで。会社が始末書かけ!とおもたけどな。とにかく、始末書書いて怒られるのいややから、被曝量を少なく書かいてしまうの、人情やろ。
会社のせいで、除染せんとあかんようになって、それを除染して、
被曝して、怒られて。
怒られるのいややから、被曝量少なく書いて、病気になって。
この世の中、わしらみたいな、底辺の人間をさらに、底辺に押し込んで、
みんな幸せにくらしとる。なんか、せつないことやけど」
このような労働者の後ろには彼らに仕事を提供する人材派遣会社があって、原発作業によって大きくなったそうだ。http://
以下に引用するのは、同じ方が別の方の日記に投稿した声の中で紹介されていた原発労働者の証言。
青山 徳次さんの証言(無職・当時65)
午前8時には原発内部に入りましたよ。
パンツ1枚になり、アンダーシャツとモモヒキ、薄い手袋をはめ、靴下一枚、黄色のつなぎを着て、 ゴム手袋をつけ、ガムテープで隙間をとめましたな。
それとポケット線量計を首にかけ、マスクなんかなかった。
口や鼻から放射能を吸い放題だったわけさね。
島根原発の下請けビル代行で、昭和47年のことだ。
わしの作業は、モップとウエス(雑巾)で床をゴシゴシする作業だけだった。
汚染のひどいところには水をまき、モップでこすり、厚いウエスで5、6人がかりでふくわけね。
わしは技術がなかったので、放射能除染作業ばかりでした。
原発内部に突っ込まれると思ってなかったんで、事故の時の補償があるのか、ビル代行の所長にたずねたけど、 法規に基づいたものはあるが、放射能についてはないとハッキリ言ったので、不安になってきた。
下請け会社の一時雇われ作業員の命を縮めること無しに今の原発は維持できないシステムになっている。社会の底辺で働く彼らが健康を害している間に電力会社が肥え太ってきた。日本政府はこの問題を解決することなしに原発政策から手を引くべきである。それができないのであれば、福島の原発事故が収束する見通しが立たず、数多くの被災者の方々に対する十分な補償も期待できそうにない状況で、殺人政権と言われても仕方ないだろう。
May 02, 2011
原子力発電所そんなにいいなら東京湾で!音頭!
楽しそうなこの歌、みんなで歌ってみたいです。
原発反対ソング特集
May 01, 2011
東電に入ろう!倒電に廃炉!!
反原発ソングと言えば有名な「サマータイム・ブルース」も、 「ずっとウソだった」も替え歌だ。反原発ソングは替え歌というのが主流のようだ。
東電に入ろう
みなさん方の中に 東電に入りたい人はいませんか
ひと旗あげたい人はいませんか 東電じゃ人材求めてます
*東電に入ろう、入ろう、入ろう 東電に入ればこの世は天国
男の中の男はみんな 東電に入って花と散る
原発やりたい人いたら いつでも東電にお越し下さい
ウランでもプルトニウムでも何でもありますよ
下請け使えば平気です
* くりかえし
原発推進派の皆さんは 原子炉の真下にお集まり下さい
今すぐ体に悪いわけがありません シャワーで流せば平気です
* くりかえし
原発はクリーンなエネルギーです
プルトニウムはそんなに怖いもんじゃありません
放射能をだすといっても半減期は たったの2万と4000年です
* くりかえし
日本のエネルギーを支えるには 原子力に頼らないといけません
多少の被爆は止むを得ません イゾジン飲んでおけば平気です
* くりかえし
使用済みの核燃料は全部まとめて ドラム缶につめたら大丈夫
六ヶ所村のプールで冷やしてます たった300年の我慢です
* くりかえし
水が漏れてるけど騒ぐんじゃない 煙が出てるけど慌てるな
屋根がぶっ飛んだけどぜんぜん大丈夫 とにかく塩水で冷やしてます
* くりかえし
今すぐ危険てワケじゃない 牛乳も野菜もすてましょう
政府のお偉いさんが言っています 保証は税金で払いましょう
* くりかえし
ガイガーカウンターは売切れてます 君たちそのなモノ持っちゃダメですよ
放射能の値はこちらで発表します 信じる者は救われる
* くりかえし
歌詞は以上、ここまで。
東京電力の前でみんなで歌ったら爽快だろうな〜!
今日は労働者の日、所謂世界的なメーデー。先日実施されたメーデーの集会で、どうも原発事故のことは何もなかったようだ。やはり民主党をバックで支えていると言われる「連合」が原発推進しているからなのだろうか。気になるところだ。
April 29, 2011
福島第一原発第三号機の水素爆発シーンに思う
すると、同じ水素爆発でも最初の一号機の爆発に比べると遥かに大きな爆発だったことを改めて認識することとなった。この爆発、もう「爆発」というよりは「大爆発」だ。でも枝野さんは相変わらず「事象」と言って、深刻さを隠し続けた。
3号機と言えばプルサーマル炉で、再生プルトニウムのMOX燃料を使用しているだけに、この爆発の大きさを見るに及んで、放射性物質の広域飛散がとても心配である。
この↓イギリスの動画が、1号機の爆発とよく比較してくれている。この動画では、アメリカのカリフォルニアで観測された放射能もこの爆発が原因だと主張している。
Gundersen Postulates Unit 3 Explosion May Have Been Prompt Criticality in Fuel Pool from Fairewinds Associates on Vimeo.
僕はこの爆発の大きさは、核爆発ではなかったとしても、チェルノブイリに匹敵するのではないかと思うのだが、皆さんの見解はいかがだろうか?
April 26, 2011
April 09, 2011
失業者は注目!原発作業、今なら1週間でウン十万円!
僕の田舎は茨城県。そこもあまり報道されていないが、被災が激しい。
原子力発電所こんな状況の中で僕の親類の近隣の人が言っていたそうだ。
「原発に仕事行くよ。一週間で数十万円もらえるんだ。それも一日労働時間は1~2時間だけ。こんないい話は無い。それも60歳以上を募集してくれてるんだ。」
それは危険な仕事だとその親類が警告すると
「東京電力が安全だと言っているから大丈夫だよ。今東電も大変な中でがんばっている。だから手伝ってあげなきゃ。」
と答えたとのこと。
いくら雇用が大変な状況でも、危険な福島第一原発周辺で働きたがる人は実際には減っているはずだ。
しかし、明日食べていくのにも大変な人はこれだけの高給を提示されると危険を承知で行く人も出てくるだろう。特に普段でも仕事がない中高年の失業者にとっては残った人生も長くないので、寿命が縮まるのも致し方ない、それよりも当面生きられれば良いと言う心理もあるのだろう。
本来、この社会の末端を支えている不法滞在外国人を含む立場の弱い人々が担わざるをえなかった危険な仕事を、今同じくらい弱い立場にいる被災者たちが担うと言うなんとも皮肉な構図が見えてくる。
原発で被害を受けた人々が、自分の命を縮めてまで原発復旧のための仕事に就くしかない。
これが悲しすぎる現実で、明日東京で大地震が起こって家や家族を失えば、僕でさえ「一週間だけなら」と思って行くかもしれない。
原発という高度な技術が必要な施設で、それも放射線で一杯なので作業を急がなければいけない過酷な現場で働いているのは、このような原子力について何も知らない、本当に素人の方たちなのだ。これは今回だけではなく、平時からそうだ。今稼動しているずべての原発でそうである。こんな施設が安全なわけ無いのだ。
原子力発電は労働者が被曝すること無しには成しえない、悪魔のエネルギー、悪魔の産業だと言えるだろう。
ちなみに東電社員は危険な作業は絶対しない。原発の放射能危険エリアには社の規則として立ち入り禁止になっていると言う。
原発の労働者にご興味ある方は、こちらのブログ(フレンチガーデンなインテリアの通販店*店主の日々)をご覧ください。