ローマの休日
July 05, 2015
名作「ローマの休日」丸ごと使って英語楽習
名作映画「ローマの休日」で効果的な英語楽習
英語を学習している人で少しでも映画に関心がある人は間違いなくオードリー・ヘップバーン/Audery Hepburnとグレゴリー・ペック/Gregory Peck主演の「ローマの休日/Roman Holiday」を知っているはずだし、見ているはずだと思う。ハリウッド映画の名作中の名作だ。オードリーの魅力がたっぷり楽しめる。何度見ても飽きない。
この映画はすでに英語教材として数種類発売されているが、映画丸ごと一本を収録したDVDと、セリフのスクリプトを全て掲載し、教材として編集した本がセットになっている。
この教材は日本語が先に流れ、そのあとに英語が流れてくるので、日本語を瞬時に英語に訳す訓練になる。日本語を聞いた瞬間にその英語を口に出してCD音声と共に言えるようになるのを目標にすれば効果絶大だ。スマートフォンやiPodなどに転送して毎日移動中に聞いていれば、リスニングと発話でのリズムとイントネーションが大きく改善されることだろう。
また、この教材の優れたところは、本来のセリフは速すぎるので、練習用のCDは全て音程を変えずにスピードを80%くらいに落としてあるところの心遣いが嬉しい。
1,2枚目のCDがこのバージョンで、3枚目は全てのセリフが本来のスピードで収録されている。但し、こちらには日本語音声はないので、充分に練習をした後で聞き取りとシャドーイングの練習用に使えばいいだろう。
また、DVDには英文と和訳の字幕を同時に表示できるので、色んな目的に使える。
映画で英語を学ぶ、これ究極の "Killing two birds with one stone"!
他にも色々あるので、比べてみてね。
こんな本もあるよ。
DVDはこちら!
July 13, 2009
「ローマの休日」を聞き流して英語楽習!
前の記事で紹介した「スピードラーニング」は英語の音声が流れてその直後に日本語訳が聞こえてくる。長い文は節で区切って訳文が流れる。これをいつも聞き流していればいつの間に英語のリスニングが上達するという仕組み。
英文の中に未知の単語が含まれていてもすぐに日本語の訳文が流れてくるのでその単語や熟語の意味を推測できるので、ストレスが溜らない。未知の語を辞書で調べる必要も無い。
「スピードラーニング」は毎月教材が送られてくるタイプの教材。
今回紹介するのは、このブログでは2度目だが、一式を一度購入すれば完了の単発教材、 「聞き流すだけで英語をマスター・ローマの休日」 。10,000円くらいで購入できる。
ハリウッド映画の人気作品、オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックが主演を務めた名作、「ローマの休日」全編を利用した教材。映画DVD1枚とCD3枚のセット。DVDは和英同時表示の字幕を出したり消したりできる。
この教材の特徴は、「スピードラーニング」とは反対に、日本語訳が先に流れてきて次に映画のせりふが流れてくる。驚くべきは、そのせりふは本物の音声を音程を変えずにスローにしたもの。初心者でも聞き取りやすく配慮されている。 「スピードラーニング」と比べると区切りがかなり細かい感じがする。各文節、句ごとに訳を確認できる。
CD3枚のうち2枚が日本語と英語の順番で出てくる日本語―英語版。もう1枚は英語の音声が映画とまったく同じナチュラル・スピードで収録されている。
日本語―英語版を何度も聞いて、時々3枚目を聞きながらどれくらい聞き取れるか試してみるとよいだろう。
また、日本語―英語版である程度聞き取れるようになったら、日本語を聞いた瞬間でどれだけ英語を思い出せるか予測してみるのも効果的だと思う。
日本語―英語版の収録どおりでているスクリプト・ブックが付いているので、大いに活用したい。(原文のみのスクリプトも掲載されている)見ながら聞くよりは、何度か同じ箇所を聞いてみた後で確認するような使い方が良いと思う。何度聞いても聞き取れなかった英文をスクリプトで確認すると記憶に残りやすいと思う。
「スピードラーニング」も「ローマの休日」」も聞き流すだけで英語をマスターするのが売りだが、僕の体験では、部屋のCDプレーヤーでひたすら流しっぱなしで聞くよりは、ポータブルプレーヤーで外に持ち出して移動時間に聞き流す方がはるかに効果的だった。
英語と日本語。どちらが先に聞こえる方が効果的なのだろうか。
個人的には日本語が先の方がその英語訳を予測する楽しみがあり、英語表現自体への関心を維持できて良いと思う。英会話はリスニングとスピーキングを繰り返すコミュニケーションだと言えるが、スピーキング力アップを目指すなら日本語が先の方が適していると思う。
英語が先の場合はキーワードを拾って内容をつかむリスニング力を磨くには非常に向いている。しかし聞き取りテストをずっと続けているような感じがして、内容は楽しめるが、英語表現はあまり印象に残らない。あとから日本語が聞こえるので安心してしまい、日本語のほうにより関心が向いてしまう恐れがある。
以上が僕の感想だが、どちらもよくできた教材なので、よろしければお試しあれ!
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