デジタルカメラ
July 22, 2008
NIKONフルフォーマットの最新デジタル一眼レフD700 7/25に登場!
最近デジカメ市場に変化が起こっている。コンパクトデジカメに限界を感じた人たちが一眼レフを買い始めている。
コンパクトデジカメは小さくて持ち運びにとても便利だが、画質はどうしても一眼レフには劣ってしまう。また、軽いがゆえに手ブレも起こしやすい。
画質を決めるのはデジカメのフィルム部分にあたる撮像素子。CCDまたはCMOSセンサーのことだ。コンパクトの場合は大きいので7.5mm×5mmの長方形。非常に小さい。
対して一眼レフは24mm×16mmくらい。面積にして10倍ほど大きい。画質が良いのは当然のこと。
コンパクトで1,000万画素のカメラと一眼レフで1,000万画素のカメラでは一眼の方が10倍画質が良いのだ。画素自体のサイズが違うのだ。
ニコン、キヤノン、オリンパス、ソニー(ミノルタ)、フジフィルムと歴史あるカメラメーカーが競っているが、やはり75年の歴史を誇るニコンは特別だ。デジタル一眼レフ売上げシェアのトップを走っている。
特にプロ向けの一眼レフ、D3はかつての35mmフィルムに準じたサイズ(36mm×24mm)のCMOSセンサーを搭載した、一眼レフ・ユーザーの憧れモデルで、このサイズの撮像画素部のカメラは唯一。アマゾンジャパンでも495,000円もする超高級機。
35mmフィルムサイズに憧れるカメラマン諸氏のためにNIKONはD700を発表した。7月25日発売予定だ。D3の主な機能を引き継いで、お求め安い価格になった。アマゾンジャパンではレンズ(AFSVR24-120G)付きで36万円台。ボディだけなら30万円を切る。
機能を比較してみると、ほとんど変わらない。目立つ違いと思われるのは、D3では写真データに音声メモを入力できるがD700ではできないこと。D3はメモリーカードスロットが二つあること。また、D3は縦撮りするときのためのシャッターボタンが別に付いていること。
D700にはD3には付いていないダスト低減機能が付いているところが唯一優れている。
これで36×24mmのフル・フォーマットへのハードルが少し下がったと言えよう。
ニコンは他にもD300、D80、D60、D40などが人気であるが、カメラの中でRAW編集が充実していて楽しい。パソコンに取り込む必要が無い。
特にD60にだけあるストップモーション機能はオススメ。連写した写真をパソコンで再生できる動画ファイル(avi)に変換できる。アニメーションなんかも作れちゃう。これで映画監督気分に浸ることが出来るかも。