クイックショナリー
April 23, 2008
英語の多読と精読は重要?
英語を学習する場合、リーディングはとても重要だ。今はあまりにもスピーキングとリスニングを重視するあまりにリーディング・ライティングが軽視されているように思われる。
中学のときは「聞く」「話す」を重点的に練習するとしても、高校以上は読解力に重点を移すべきだと思う。
読解力は学校の英語授業で要点をつかんだり翻訳したりしてかなり練習はしていると思うが、日本語を介しての理解であることが多く、英語を英語のまま理解するようには出来ないと思う。
英語を英語のまま理解するためにはどうしても英語の本の多読が必要だ。多読とは内容の要点が理解できればどんどん先へ進む読み方で、自分のレベルよりワンランク低いものを読むと良い。レベルが同レベルだと中々先へ進めず、多読にはならない。たとえば高校3年生なら高2のリーディング教材が適している。分からない単語があっても意味を調べないで推測して読み進む。どうしても内容理解に支障がある未知語は何度か出てきた時点で辞書で調べる。
多読は速読速解練習に大変に役立つ。しかし、こればかり続けていてはボキャブラリーが増えないし、レベルアップも時間が掛かる。そのため、週に1回1時間、または一日に10分くらいは精読訓練が必要だ。この場合、自分の英語力より少し高めのレベルの本が適している。高度な集中力を要求するので、できれば自分の興味がある分野の本を選ぼう。
日本語の読書もマンガ以外はあまり学生たちには縁がないのに英語の本を読むなんて苦痛だと思う場合も多いと思う。僕も以前は映画のペーパーバックを買って通学・通勤の電車の中で毎日読んだ時期があったが、当時は電子辞書も出始めで、小さなコンサイス英和・和英辞書を片手に持ちながら読み、分からない単語に印をつけるための4色ボールペンや蛍光ペンを持って、電車の中で立って読むのはなかなか辛かった。まあ、物語の内容に没頭してくると何でも無くなってしまうのだが。
今は電子辞書が安いのは1万円くらいで買えるので、かなり楽になったが、電子辞書を開いてキーボードを叩くのは、普通両手で行なうため、本から手を離さなくてはならず、ちょっと億劫だ。
今、そんな億劫を解決してくれる画期的な電子辞書が登場した。それは 「クイックショナリーIIジーニアス」 という、ペンのように手に持って、調べたい単語をなぞるだけで意味を調べられるもの。単語ばかりか、文章をなぞれば単語ごとに選んで意味を確認できる上に、文単位で音声まで聞けてしまうのがスゴイと思う。
これが3万円台なので、ちょっと手が届かないな、と思っていたら、なんと今日から特別セールで8500円安くなり、22800円で買えるようになりました!ジーニアス英和辞典がまるごと入っているので、結構役に立つはず。
海外へ行って日本語が通じなくても英語の資料・パンフレットは必ずあります。そんなときこれがあればすぐに内容を理解できますよね。絶対おすすめです!