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February 23, 2020

映画 レ・ミゼラブルに感動!

アマゾン・プライム/Amazon Prime で見ることができる映画の中に、「レ・ミゼラブル」があったので、見た。最後の部分は泣きながら見入ってしまった。

この映画は、ビクトル・ユゴーの小説を原作にしたミュージカルで、かつて日本では「ああ、無情」というタイトルで知られていて、僕は小学生の時分に小学生向けの小学館雑誌の連載で読んだことを記憶している。 ただし、その記憶だけ残っていたのは、パン1個を盗んだばかりに一生警察に追われて大変な主人公の物語だということ。

そして、2012年にミュージカル作品「レ・ミゼラブル」となって蘇っていた作品が映画化され、当時個人で教えていた英語スクールの学生が、その挿入歌、「民衆の歌」を教えてほしいと言ってきた。

だから、ユーチューブで探して教えた。この歌の歌詞は、生活苦にあえぐ民衆を戦いへと導く歌詞である。その歌詞と動画は、このプロテストソングのサイトで味わってほしい。

そして、その映画をついに今、見終わった。

「民衆の歌」をはじめとして、革命後に再び王政が続いたフランスの、民衆の苦しみが描かれて、戦いへの至るプロセスとその後がドラマになっている。
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パン一個を盗んで19年間も奴隷のような懲役を過ごし、危険人物として仮釈放された主人公、ジャン・バルジャン。彼は釈放されてすぐにキリスト教の教会の神父さんに救われるが、その教会の銀の器を盗んで逃げ出したが、神父はそれを許し、警察に捕まってきた彼を助けた。 彼の一生はこの、慈悲の心により改心される。

その反面、ジャン・バルジャンを逮捕した警察官、ジャベールは、その任務への忠誠心から、ジャン・バルジャンを一生追い詰め続ける。

主人公、ジャン・バルジャンはそれ故に息苦しい生活を余儀なくされるのだが、この映画で同時に描かれるのは、若者たちの革命だ。 政府軍の充実した武力に簡単に屈してしまうのだが、その青年たちの怒りと、軍人たちの任務遂行のための冷酷さが鮮やかに浮き立たされていた。

僕が思うのは、時代は違い、環境も改善されて、科学も発展し、生活も豊かになったけれども、当時の権力層と一般庶民の関係は、相対的には変わっていないのではないだろうかということだった。

今の日本って、まさにその状況まで急速に近づいてきた様な気がする。となったら、誰かが先頭に立って「民衆の歌」で国民を立ち上がらせるしかないのでは?




paul83 at 01:30│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 映画 | 音楽

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