原爆を許すまじ 〜原爆反対のテーマソングヤクルト、中日相手に3試合連続完封勝ち!

August 12, 2008

北京オリンピックに「平和」を託したい

北京オリンピックが始まった。開会式には圧倒された。大変な規模だったよね。ついつい最後まで見てしまった。

中国の歴史を振り返る内容で、方位磁石や活版印刷が中国の発明であったということを教えてくれたあの大集団パフォーマンスは、半端な国では成し得ない、国力の示威であったと思う。

あの大きな、巨大な液晶テレビのように横たわっていたカーペットは一体何だったのだろう?

とにかく中国日本韓国とお隣同士だし、同じアジアの仲間。北京での開催を大いに喜ぶべきだし、大成功に終わることを祈り、協力すべきだと思う。開会式前日には中国人によって米国人が殺され、殺した男が自殺するという非常に悲しい事件が起こったが、これも中国を非難するのではなく、仲間として一緒に悲しむようなスタンスを取るべきだろう。

204の参加国・地域の入場行進は漢字での国名の画数が小さい国から順番に行なわれたが、地球儀を見ながら各国の位置を確認しながら楽しんだ。アフリカやヨーロッパ、アジア、海上の島国等、分からない国がたくさんで驚いた。なかなか地球儀で国を探せない。

韓国、朝鮮がかなり後ろだったので、ちょっと待ちくたびれた。韓国と朝鮮での合同チームができなかったのは残念だったが、様々な国々を見ることが出来て良かった。アフリカや中南米の国々が民族のカラーを前面に押し出していたのが面白かった。日本もゆかたやはかまを、韓国はチャングムのような宮廷時代の服装をデザインすればよかったのに、と思わざるをえなかった。

最後の聖火点灯は文字通り空を「駈けて」の劇的な演出だった。ロープが切れたらどうなるのかハラハラしながら見た。

翌日のテレビで知ったことだが、北京オリンピック開会式の天気は本当は良くなかったのだが、21箇所から高射砲を雨雲に向かって100発以上撃って雲が式場に到達する前に雨にしてしまったという。天気まで人間がコントロールできることに感心したが、こんなに「兵器」を使ってまでするものなのかと疑問に思いつつ、それほどまでに大事なことだったんだと納得したところだ。雨にでも降られたらここまでの準備が台無しだし、雨の中で強行することにより死傷者が出たかも知れないのだから。

それにしても中国内で新疆ウイグル地区での暴動があったり、外部でもロシアとグルジアの衝突があったりして、平和の祭典とはほど遠い状況が生れていることが悲しい。こんな情勢であるがゆえに北京での選手たちの国際交流に世界平和の夢を託したいと思う。



paul83 at 08:40│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 社会問題 | 戦争と平和

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