March 2011

March 29, 2011

東北地方太平洋沖地震関連の英語と韓国語

英語と韓国語で今回の地震、津波、原発事故について説明したいとき、必要そうな英語と韓国語のボキャブラリーをまとめてみました。

地震の韓国語

地震の英語

上記リンクからご覧になれます。ぜひご活用ください。



paul83 at 11:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Korean | 英語

March 23, 2011

ついに東京の水から放射能検出!1

東北太平洋沖大震災の大津波に起因する福島第一原子力発電所の大事故はとんでもない推移をしています。3号機などプルトニウムを使い、コンクリートも通過すると言われる恐ろしい中性子を放つプルサーマル炉なので、今日も黒煙を噴出す事態が起こり、個人的にはいつ核爆発が起こるかハラハラしています。

そんな中、ついに首都東京の水道水が放射性ヨウ素に210ベクレルという値で汚染されていることが分かりました。

日本政府は「直ちに健康に被害を与えるレベルではない」と、今流行の説明をする。日本が定める水道水の放射能基準値は300ベクレルだから、それに満たないので大人が飲むには支障がないと言いながら、乳児には飲ませるなと言います。

乳児に飲ませられないと言うことは有害ということでしょう。上記数値の元は原子力安全委員会が定めた数値ですが、WHO(World Health Organization―世界保健機構)の基準値はなんと1ベクレル。これは原発事故などの災害時には適用されないということですが、あまりにも違いすぎて愕然とします。有害なものは少量でも体内に取り込まないほうが良いに決まっています、普通に。水の場合体内被曝はどうなるんでしょう?

浄水場の水がこんなに汚染されているということはそこの大気もそのくらい汚染されているということでしょう。

詳細はこちらのブログ(水道水の放射能汚染)でご覧ください。

今回は東北から僕の故郷である茨城県が被災しただけでなく、現在住んでる東京は稲城市の水道水まで放射能汚染されたということで、これから水をどうやって飲めば良いのか悩ましいです。政府はこんな状況でまだ「大丈夫」と言い続けるのは、ただ混乱を避けたいということだとしか思えません。

こんなに大きな問題が起きているのに、未だに原発がこれからも重要なエネルギー源になるといい続けるこの国の指導者達の神経が理解できません。

一日も早く、こんな人間が普通に扱いきれない危険と背中合わせのモンスター発電所から脱却しないといけません。

東北地方の被災者救助が終わったら直ちに原子力発電推進の国家政策を転換させる国民的な運動を盛り上げるべきです。

paul83 at 23:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 原子力発電 | 社会問題

March 15, 2011

ついに起こってしまった原発大事故


福島第一原発の爆発
2011年3月11日は歴史に残る日となりました。それは日本で最大級の地震とそれに伴う大津波が起こり、その影響で原子力発電所から放射性物質が撒き散らされる事故が起こったためです。

大地震と大津波の被害は甚大なもので、大勢の犠牲者の皆様のご冥福をお祈りします、また、ご遺族の皆様の無念さを思うと言葉がございません。。

今回は原子力発電所の事故について書きたいと思います。

今回の東北関東大震災の被災地である福島県にある福島第一原子力発電所の1号機から4号機までが事故を起こしました。

1号機と3号機は炉心の冷却水が少なくなり、水素爆発で建屋の天井が吹き飛びました。次にその間の2号機も爆発を起こし、原子炉を囲んでる格納容器が損傷、内部の放射性物質が噴出しました。これにより一気に外部に放出された放射能濃度が1000倍に高まりました。その後にも冷却水注入がうまくいかず、海水を入れたりして冷やしましたが、とどめを刺したのが、稼動停止中だった4号機の火災でした。稼動してなかった原子炉でしたが、同じところに使用済み燃料が貯蔵されていて、それが火災の元になったと思われます。

日本政府と東京電力の発表はいつも後手後手で、何かを隠していると国民が疑ってしまうやり方です。

さっきニコニコ生放送で外国人記者たち向けの記者会見を見ましたが、何事もはっきりしていて気持ちよいものでした。

会見では4号機の火災は、1号機から3号機までに4号機の冷却ポンプを回したのが原因だということ、政府と東京電力の発表は国民の安全よりも混乱を避けることを優先して重大な事故と思わせないように報道していること、現在アメリカのカリフォルニア州と同じくらいの面積の中に54機もの原子力発電所が立っていて、ほとんどが活断層の上や周辺に建てられていることなどが明らかにされました。

今回の事故により計画停電が必要になったのも、本来なら原発が一機も稼動しなくても全国の電気需要をまかなえるほどの従来型の発電所がありますが、今回は周辺の火力発電所も洪水で稼動できなくなっていたためだということです。

発電所から半径20kmにいる人は避難、30Km以内の人は屋内退避を要求されていますが、今はどうだか分かりませんが、昨日までは検問もなく自由に出入りできるようになっていたそうです。いずれにせよ20km では足りなく、首都圏の私たちも被爆しないように外出を控えたり、素肌を外気に晒さないのが大事です。特にこれから降りそうな雨には絶対に濡れないようにしてください。

原発がいつかこんな大事故を起こすということは誰もが薄々気づいてたはずです。それが東京の電力をまかなうための発電所を東北地方に建設した大きな理由でしょう。今回の計画停電で東京23区を対象から外したのと同じような理屈ではないでしょうか。

それでも原発が狭い日本にこんなに作られたのは、原子力利権を失いたくない一部の人間たちの仕業だと思います。彼らは原子力はクリーンで安全だ、石油に代わる新しい、枯れることのない永続的な燃料だ、と猛烈にアピールして開発してきました。

電気事業連合会の資料の中で原子力発電所の安全性についてこう書いてあります。

「わが国の原子力発電所は、その設計、建設、運転にあたって「多重防護」の考え方が貫かれており、これを完璧に行う限り放射性物質の周辺環境への異常な放出は考えられません。その意味で絶対安全が保証されていると言えます。」

皆さん、「絶対安全」って有り得ますか?有り得ないということが実証されたわけです。もうすでに同じ主張をしていたスリーマイルとチェルノブイリでも実証されているのですが。この記事を書いている今も富士山周辺を震源とする大地震が起こりました。他の原発も心配です。

真実に気付いている人で財力のある人はもう国外や、関西以西へ避難しているはず。我が家のお隣さんもなんだか今日引っ越したみたいです。

これで僕らが被爆して癌になったら東京電力や日本政府は保証してくれるのでしょうか?

原子炉製造メーカー大手のひとつである東●などに逆らえない日本のマスメディアだけを見ていては真実は分かりません。RCサクセションサマータイム・ブルース収録アルバム、「カバーズ」が当時の所属レコード会社、東芝EMIによって発売禁止になったのは有名な話です。海外の情報に注目しましょう。


paul83 at 23:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 社会問題 | 原子力発電