September 2010

September 19, 2010

エスカレーターは危険だ!1

昨日、JR秋葉原駅へ行った。夜9時近くに秋葉原駅駅に入ってエスカレーターに乗って総武線ホームへ上がろうとしたら、隣にある下りのエスカレーターが止まっていて、職員が何やら作業していた。メンテナンスでもしているんだろうと思ったら、中ほどまで来ると下りエスカレーターに顔に包帯を巻いた高齢の男性がいた。その様子は痛々しくて、まともに見ていられなかった。

恐らくその人はエスカレーター上で立ち止まらずに駆け下りようとして途中でつまずき転んで顔をエスカレーターの段の角にぶつけたのではないだろうか?

エスカレーターに乗って足元を見ると、細かいデコボコした鉄の塊に乗っていることが分かる。とても鈍いが、ノコギリのような構造だ。転んで顔が当たったと想像したら、誰もエスカレーターを駆け上ったり降りたりしたいとは思わないだろう。;

実は僕はエスカレーターに乗るたび、過去の体験が蘇る。

いつだったかはっきりは覚えていないが、母の住む家から出勤したとき、高架の駅舎になってまだ1,2年の最寄の駅に写真にある僕が以前怪我をした駅のエスカレータースカレーターで昇ったときのこと。

そのときなぜか急いでいた。エスカレーターを思い切り駆け上った。つまずいた。勢いで最上部の階段が吸い込まれて消えていく境界間近に左目のまぶたをぶつけて切った。幸いにも転ばなかったので、そのままエスカレーターから降りて、出血が激しいのに気付き、目の前にあった駅事務所に入って一時的な処置をしてもらい、そのまま目的地へと向かった。

その後、職場でしっかりと手当てして仕事をしたと思う。あまりよく覚えていない。

エスカレーターに乗る度にこのことが脳裏をかすめ、その上では歩くのをためらう。もしあのとき転んでまぶたが吸引部に吸い込まれでもしたらどうなっていたかと思い、ぞ〜〜〜〜っとする。今回もそれを思い出してしまった。

世の中は日々便利になっていくが、便利な機械も鉄などの硬い金属でできている分、使い方を間違えたら恐ろしい殺人機になりうるので、利用は気をつけないといけない。

エスカレーターはとても身近で便利な道具だが、足元をよく見ると恐ろしさが沸いてくる。

僕はあの事故まではエスカレーターは階段よりも早く上階(または下階)へ行くために使うものと思い、ほとんど必ず歩いたり走ったりして乗るのが当たり前と思っていて、立ち止まって乗っている人々を少し軽蔑していた。幅が狭くて「追い越し」ができないエスカレーターでは特にそう思いイライラしたものだった。

でも今は違う。エスカレーターは立ち止まって乗るべきだ。駆け上る人を見ると、心配になってしまう。

皆さんもエスカレーターのご利用は気を付けて下さい!



paul83 at 06:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 日記 | 健康