May 2009

May 24, 2009

英語はリズムだ! その2 ヒップホップ・チャンツ

68b309ee.jpg いざ、「英会話・リズムワールド」をアマゾンで探してみると、出品者によ ってただ同然の価格で販売されていた。 早速購入したが、当然のごとくテープは付属していない。テープは無いのかと出品者に問い合わせたところ、無いとのこと。

ヤフオクでアルクの昔の教材をまとめて出品している人がそのテープも 含めて出品していたのだが、全部まとめて買う気はないのでパスした。

確か、アルクの看板通信講座、ヒアリング マラソン の中級コースに連載されていたような気がするのだが、心当たりのある方、教えてくださ い。 近所の古書店も行ってみたが、教材の別売りテープなんて、なかなか見付かりそうも無い。

そんな中、代替の教材も同時に探してみたが、ある古書店で面白い教材になりそうな本を偶然見つけた。「 マリー・マツダのヒップホップ・チャンツ」(研究社)。これは最近の書籍なので当 然CD付である。

これは日常会話をHIP-HOP式にラップ化して覚えてしまおうというもの。 さっそく買って聞いてみた。まず基本文の羅列のような歌があり、その 歌が何度も繰り返される間に、ラップっぽい対話が入っている。

中学生にはちょっと早すぎるかなと思うスピードだが、英語自体が簡単 なので、生徒たちは喜んでついてくるかも知れない。 これはうまく利用すれば、英語のリズムを身につけるいい教材になると思う。 実際にレッスンで使ってみたが、今のところは生徒たちの興味を引いて いるようだ。ぜひこれを長く続けて行ってみたい。

paul83 at 10:10|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 英語 | 英語とポップス

May 23, 2009

英語はリズムだ!その1 英会話・リズムワールド

僕の本業は英語研究・教育である。英語教室は今、巷に溢れている。特に最近目覚しいのは児童英語教室で、大手チェーンを始めとして、日本全国至る所に教室がある。

こういう私も児童英語の講師もしていて、そんなスクールのオーナーでもある。

以前、中学・高校で英語を教えたこともあり、大学生対象のレッスンもしたことがあるが、僕のレッスンには必ず英語の歌がある。

英語の歌は生徒たちを英語に興味を持たせるのに利用できるだけではない。英語の歌は、英語独特の発話法である、強弱のリズムを自然に身に付けさせてくれる。

正しいリズムで英語を話すためには、英語の発音の難しいところである、音声の化学変化(発音されなかったり、2語が音声結合したりすること〜リエイゾン)が上手にできなければいけない。

英語の歌が普通に歌えるようになるということは、これらの化学変化も自然に克服していることとなる。

しかし、英米の有名なポピュラーソングにしろ、マザーグースに代表される子供向けの童謡にしろ、あくまで外国語として学ぶ学習者向けに作られてはいないので、歌詞の語句や文法面で何かと不都合なことが多い。

歌の他にチャンツというものがある。これは元々言語教育用に、基本的な英文をBGMのリズムに合わせて言う練習だ。ラップの基礎みたいなものだ。そう、子供向けのラップだ。これだと歌が下手な人にも負担にならないし、ラップ自体、 J-POPの中でe4c16fdc.jpgも普通に使われるようになったので、生徒たちも興味を持って取り組みそうだ。

事実、僕が高校で英語を教えたとき、アルク(ALC) の教材「英会話・リズムワールド」を利用したことがある。これは会話のダイアログをリズムに合わせて、ラップのように対話する教材で、結構生徒たちに人気があった。順番で前に出て来させて発表させたりしたものである。最近そのときの生徒と会ってみたところ、最初にやったダイアログの最初の4行くらいをまだ覚えていて、空で言えたのだ! それを授業でやったのは15年も前の話である。その部分は僕も覚えていたので、一緒にやってみたが、これは感動的だった。

その経験のあと、自分のレッスンで歌とチャンツを中心にして英語を教えることができないものかと思い、既存の教材を探してみることにした。



paul83 at 15:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 英語 | 英語とポップス

May 16, 2009

アレアレア(立川)での演奏〜チャン・ユファに投票してね!5

AREAREA GROWING LIVE AWARD立川(東京都)のアレアレアでは、中のラーメンスクエアでアマチュア・ミュージシャンに演奏をしてもらい、これを投票制のオーディションにしている。

4月14日には僕が一押ししているチャン・ユファが出演し、そのときの15秒の動画も以前紹介したが、アレアレアグロウイング・ライブ・アワードの投票画面で彼女の歌を聴くことができる。好きな人の歌を動画で聞いて、誰もが投票できるようになっている。重複投票はできない。

ぜひここへ行ってチャン・ユファの歌を聞いてください。良いと思ったらAREAREAでのLIVE by チャン・ユファぜひココで投票してください!お願いします! (投票画面へ進めば見たい歌手を選択できます)

歌は前の記事のYOUTUBE動画と同じ"Live Your Dream"ですが、伴奏はカヤグムだけです。



paul83 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 音楽 | Korean

May 12, 2009

俺は癌で死にたくね〜/RCサクセション

RCサクセション、以前紹介した動画、「RCサクセション サマータイムブルースLOVE ME TENDER復活してました!今こそみんなで歌いたいですね。 サマータイムブルースの終盤で清志朗さんが、俺は癌で死にたくね〜と叫んでるのが、実に悲しい動画です。アップロードしてくれたMOJOBOOGIEさんに感謝!



paul83 at 09:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 音楽 | 社会問題

May 06, 2009

S.E.S.を応援!

908f49253a.jpg年代後半、韓国で一世を風靡した女性3人組ダンスグループ、S.E.S。メンバーのニックネーム、Sea, Eugene, Shooの頭文字を取って付けた、ある意味安易なグループ名だが、このグループは凄かった。

アイドル的な意味でルックスもスタイルも抜群(特にEugene)なのは当然だが、彼女たちの踊りながら歌うスタイルはそれまで男性スターしかチャートを賑わせていなかった韓国のヒットチャートを駆け上り国中を熱狂させた。(Roo'ra等のラップ・ヒップホップグループのボーカリストは除く)なんと当時の金大中大統領と一緒にCMにも出演したほどだ。

その後、F'inkleなどの女性グループがどんどん登場し、韓国のヒットパレードの歴史を塗り替えた。

彼女らは3人組だが、60年代の女性3人組のパイオニア、シュープリームスとか、日本のキャンディーズやドイツのアラベスクとは一味も二味も違う。

メインボーカルはSea(バダ:海の意味)で、まず彼女のボーカルがずば抜けている。歌唱力は韓国内の女性歌手の中でもトップクラスだろう。声はアラベスクサンドラと少し似ているが、カバーガールズShow Meにより近いボーカルだと常々思っていた。

Eugene(ユジン)Shoo(シュー)の声はとても可愛い。ボーカル面では上手さ、カッコ良さ、そして可愛さを融合させた魅力がある。三人のハーモニーで聞かせるよりは順番に歌いつないでいくスタイル。一番大事なところ、難しいところであるサビの部分は主にSeaの役目で、他の二人がそのお膳立てをしていくという感じ。

ダンスに関して僕はあまり興味無いが、たとえるならBoAが3人いる感じだろうか。

BoAも長年日本でも活躍し、多くの日本人に愛されているが、その下地を作ったのは韓流ブームに火がつく前に日本で活動したS.E.Sであると言っても間違いないだろう。

僕がアメリカ留学行く前からリアルタイムでCDを買うくらいしかできなかったが、応援していた。

最近は3人ともそれぞれソロで活躍しているようだ。Shooは神奈川県出身の在日コリアン。ここ数年あまりニュースを聞かないがどうしているのだろう?

Sea(パダ)は去年の暮れから今年の始めにかけてミュージカル「美女はつらいよ」(原作は日本の漫画)に主演クラスで出演し、その歌唱力が高く評価されている。そのムービーをYoutubeで見つけたので紹介する。得意なはずの高音域でちょっと無理しているように聞こえるが、喉が疲れ気味なのだろうか。少し心配だ。


ここ数年韓国へ何度も行ってるが、S.E.Sのことを意識したことはほとんど無かった。彼女らももう30代に近づいている。と考えると何だか身近に思えてくる。今後はもしかしたら韓国で彼女らとどこかで会えることを今後期待したいものだ。特にShooは日本国内でも会えるかもしれないのだから。これから改めて応援していきたいと思う。

その一環ではないが、S.E.Sの紹介ページを5年ぶりに更新した。ここを見てね。また、S.E.SのCDをヤフオクに出してます。ここで見てね。



paul83 at 12:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Korean | 音楽

May 04, 2009

フォークルの新結成記念解散音楽會

今日は久々に家でひとりで過ごしている。図書館で借りてきたフォーク・クルセダーズのCD、「新結成記念解散音楽會」というのを聞いてみた。ここにはフォークルが一時再結成したときに出したアルバム、戦争と平和からの曲を中心に、若かりしころのヒット曲もライブで披露したもの。

ちょうどそのとき、2001年から2002年にかけては、映画パッチギ !が大ヒットしていて、その中でテーマソングだったフォークルイムジン河が一躍注目を浴びていたときで、この再結成も期せずして映画とのタイアップのような感じもしたものだ。

この映画でもエンディングで使われた「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌詞カードを見ながら歌い始めたらなぜか涙が流れそうになりまともに歌えなくなってしまった。どうしてか分からない。この歌がイムジン河に続いて演奏されたので、「パッチギ」を見て涙を流したときを思い出しての涙だったのかもしれない。

「あの素晴らしい愛をもう一度」は先の「戦争と平和」にも新録音で収録されていて、素朴だが悲しい内容である。その内容に合わないくらい元気で弾けるギター3重奏(?)が逆に悲しさを際立たせる。そのマジックにはまったのかもしれない。

絶対に歌詞の内容で涙が出たとは思わないが、もしかしたら潜在意識の中で今韓国に留学中の妻を恋しがっていたのかもしれない。

ところでこのライブアルバムでイムジン河は二回演奏される。一回目は普通に、最後近くに歌われた二回目は韓国語に訳した歌詞を一番にして、三番には新たな解釈の訳詩を付けて歌ったが、そのときの曲紹介が良かった。

北と南を分断する心の中の河だが、日本と朝鮮半島の間にも流れ、また、私たちの間にも、世界のどこへ行ってもなかなか渡れないイムジン河があるといった趣旨の内容だった。

忌野清志郎さんが若くして亡くなられたが、彼のレコードが発売禁止になるよりずっと前に発売禁止になったこのイムジン河、ライブ動画を見つけたので見てください。フォークル最後の「イムジン河」です。



paul83 at 14:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 音楽 | Korean

May 03, 2009

忌野清志郎さんの死に思う

忌野清志郎さん、長い間日本のロック界を硬派一徹で引っ張ってきてくださり、誠にありがとうございました。

貴兄が反戦や原子力発電所反対メッセージを込めたアルバムカバーズを発売しようとして発売禁止になったときから約20年。このアルバム以上のメッセージ性を持ったミュージシャンのアルバムは、やはり貴兄が作られたタイマーズのアルバム以外は結局は現れませんでした。(若いヒップホップ界のラッパーを除く)

ロックの本家アメリカでも若いミュージシャンのメッセージ性の無さに耐えられずに、老練ニール・ヤングが二年前に反戦アルバム"Living with War「戦争と共に生きながら」" を発表したり、ベテランシンガーソングライタージャクソン・ブラウンも去年の新作、時の征者"Time the Conqueror"」 で依然として社会的なメッセージを発信し続けています。

忌野清志郎・RCサクセション・ザ・タイマーズのメッセージ・ソングをこの機会に思い出し、今このどうしようもない日本の社会情勢、政治の腐敗、20~30台代の政治への無関心を打開するためのヒントにしたいものです。KIYOSHIROさん、天国でも安らかに突っ張っててください。

「国際化の時代」 「ラブ・ミー・テンダー」 「サマータイム・ブルース」 「明日なき世界」 


livedoor ニュース - 忌野清志郎さん死す…突然の他界に衝撃広がる via kwout



paul83 at 08:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 音楽 | 戦争と平和