January 25, 2020

食育が国防意識を育てる〜「日本が売られる」より

堤未果 の著書、「日本が売られる」を読んだ。この書籍は書店でもベストセラー的な扱いで、すぐに探すことができる。一般庶民必読の書である。
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この書を読んだら、日本国を動かす政府がアメリカの利益のためにどんなに国民を苦しめようとしているのかが様々な面から知ることができる。
  

その中でも、この記事のタイトルと同じタイトルの部分(261ページ〜)を引用したい。スイスの食育についての記述だが、日本とは正反対だと思われるのだ。

食育が国防意識を育てる

食を外国に依存するようになれば、経済的に恵まれているスイスのような国でも、外交交渉で不利になる。国防意識が高いスイス国民は、そのことをよくわかっているからこそ、大人だけでなく子供たちへの「食育」も熱心だ。

なぜ国産農産物を守らなければならないのか。

農家を守ると、スイスの美しい景観や気持ちの良い環境が守られること。

地産地消が共同体を守る仕組みについて。

そういう教育を受けた子供たちは当然のように、食料品店では高くても国産品に手を伸ばす。

チューリッヒ在住で3人の子を持つ栄養士 ルカ・シュミット氏は、地元で採れたものを家族で食べることが、子供たちに自分の国を自分で守る、国防意識の入り口になるのだと語る。

「その地域に住む、顔が見える生産者から買うことは、子供たちにとって食卓の卵やミルクや野菜との距離を変えるのです。

ミュラーさんのパン、マイヤーさんのキャベツ、フーバーさんの卵とチキン、という具合にね。
日本政府は国防、国防と叫びながら防衛費をアメリカの意のままに武器を買うことに費やしている。そればかりか、食料自給率をどんどん下げて、世界中の食料が安い関税で輸入され、日本の農業を破壊している。

しかし、本当の国防とは、国民が自国を誇りに思い、愛し、守ろうと自発的に思わせることではなかろうか。そして、自国で採れる肉や野菜を愛し、食し、体を作っていくことではないだろうか。食料自給率100%にすることが本当の国防だろう!

アメリカからの輸入攻勢に立ち向かうのが本当の国防だろう!

日本はアメリカから日本を守るべきで、韓国、中国に警戒するのは間違っている。


今の日本は日米FTATPPにより、自国の食の自立を破壊している。そのため、特にアメリカ国内や、ヨーロッパへの輸出販売が難しくなったアメリカの遺伝子組み換え作物や、その栽培に使うグリホサート(枯葉剤の原料)除草剤などが日本で売りさばかれているひどい状況である。

こう言っては何だが、
日本はアメリカが他国に売れなくなったものの最終処分場である。
このままで良いわけがない!こんな状況を許してきた自民党に、次の国政選挙で制裁を加えるべきだろう。個人的には自民党の主力メンバーは国際犯罪者として逮捕されるべきだと思う。日本の警察は権力の犬だから期待はできないが…(最悪)



paul83 at 19:06|PermalinkComments(0) 社会問題 | 政治

December 27, 2019

病気は社会が引き起こす!貧困層の分断統治のため


Sickness from Society

木村知 著の「病気は社会が引き起こす〜インフルエンザ大流行のワケ」を読んだ。元大学病院で医者をしていた方で、医療界に見られる問題点から始まって、社会福祉、そして政治の問題にまで話をつなげている。彼は山本太郎が参議院議員だったときに質問主意書の作成を手伝ったこともあった。なので、本書全体に山本太郎の考え方の基礎が詰まっていて、彼の考え方まで理解できてしまう。山本太郎が街宣で聴衆に説明するために使用するグラフもいくつか出処を明かして掲載されている。

今回は特に、本書の中で生活保護政策についての部分にとても感銘を受けたので、皆さんと共有したいと思う。

(生活保護は)自己責任社会にとって不都合な制度(p.174~174 引用)
今の政治が、国民の生存権を守るための「最後のセーフティーネット」である生活保護制度を破壊しようとしているのは、いったいなぜなのだろうか。私は大きく2つの理由があるのではないかと考えている。

1つは、今の政治をハンドリングしている人たちの最終的な目標ともいえる政策が、徹底した自己責任社会の構築であるためだ。

このような政策理念に基づけば、生活保護という制度は、その対極に存在する制度だろう。財政政策の一環であるかのように装いつつ、生活保護受給者に恥の自覚を要求し、受給者のみならず制度そのものにスティグマを刻印する政策を徹底して推し進める理由として、これは除外できないものと言えるだろう。

2つ目は格差社会を目くらましする目的での貧困層の分断統治だ。「富める人は、より一層の財を成し、貧しき人は、働けど働けど一向に暮らし楽にならざり」という、今の日本の格差社会における後者の不満を、いかに富裕層や為政者に向けさせないかが、政治を握っている集団にとっての至上命題だろう。生活に困窮している人同士を対立させるのは手っ取り早く有効な方法だ
自己責任を追及する社会構築の対極にあるのが生活保護の充実という考えはまさにそのとおりで、現実に社会保障の世話になっている人の負担を増やす政策ばかり聞こえてくるし、自民党はこの種の議論したくないみたいだ。

そして、何よりも、2番目の「貧困層の分断」こそ我らが警戒すべきことである。現状の満たされない気持ちのはけ口を自分より立場の弱い人に向けないことだ。強い人たちが今の世界を創っていると言えるのだから。

本書にはこういう内容の部分もある。(p.189 引用)
自分の気持ちや置かれている環境が不安定であると、他者に対して寛容でいることが難しくなる。過労や多忙、家庭内外での人間関係の不和や金銭的困窮といった、心身に対する負荷は、その人から余裕を奪い、他者に対する不寛容として表出されることにもなるだろう。
ということだ。世の中に目立って増えてると思われる、家族間殺人や煽り運転などの犯罪の原因はまさにこういうところにあるのではないだろうか。

自分が幸せだと感じていれば、他人を不幸に陥れようとなんて考えないはずだ。すべての人がそれなりに幸福感を味わえる社会を作っていかなければいけない。そのためには、立場が弱い人を思いやるべきだし、怒りの矛先は、今の日本を作った日本の「リーダー」たちに向けなければならないと思う。相手は決まっている。みんなで怒りの叫びを上げれば、「リーダー」たちも行動を正すことになるだろう。

paul83 at 15:46|PermalinkComments(0) 政治 | 山本太郎

December 23, 2019

奨学金チャラに!山本太郎

YamamotoTaro shougakukin for blog
れいわ新選組の 山本太郎、毎日のように全国行脚、ドブ板選挙のようなことを行い続けている。「街頭記者会見」と名づけられたこの街宣は、聴衆からの質問に答える形で進められ、どんな質問が出てくるか分からない状況で、5万枚のパワーポイントスライドを駆使しながら的確に答えていくスタイル。

れいわ新選組が掲げる8つの緊急政策の中にある、「奨学金徳政令」について、毎回のように語っている。今回はその部分を熱く訴える動画をご紹介しよう。今年5月、参議院選挙前の演説から。


書き起こし(赤文字は上の画像の部分)

奨学金で考えてみてください、若い人たち。ごめんね。奨学金で考えてほしいんですよ。

どうして若い人たちに借金させてまで学校で学ばせるの?教育受けたいって若い人たちに、教育受けさせるようにするのが国の役目じゃないですか。 先行投資ですよ。未来に対して投資する。

でも、この国は違うよって。武富士がやってるようなサラ金に巻き込んで行ってるんですよ。これで誰が儲かってるっつったら金融機関じゃないですか。どうして金融機関に340億、年間儲けさせるために若い人たちに借金させんの。

大人が借金しようとしたら何しなきゃいけない?自分が仕事ちゃんと決まってて、年収これくらいあって、だったら返済がこれくらい可能だからお金借りられるっていうそういう手続きじゃないですか。

でも、将来、何者になるのかも分かってなくて、給料いくらもらえるか分からないって状態でどうしてそんな人たちに300万も400万も500万も借りさせるような状況にできるんですか? 奨学金が肩にのしかかって、社会に出る。初任給いくらよ。その薄い初任給の中から、生活していくんでしょ?その上に奨学金の返済まであんの?自分で独り立ちできる?実家から出づらいんちゃう?家賃まで払えんの?少子化が加速するに決まってるやん!

分かっててやってるよ、もう。もうすでにみんな食われてるんですよ。

この国に生きる皆さんのために政治をやりますなんて前提?茶番の国会の中ではないんですよ。だから、6年いたから、もう一回同じ茶番に6年自分があの中入ったとしてもガス抜きにしかなれてないじゃないですか。それをもう一回僕がやるんですか。

でも、ほんとにそれじゃ救えないじゃないかってことですよ。だから力貸してくださいって。みんなで変えるところに来てんだよって。もう時間ないですよ。

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paul83 at 07:39|PermalinkComments(0) 山本太郎 | 政治

December 13, 2019

反社会勢力の定義が定まらないって?山本太郎にきいてみよう!

HANSHA SUGA
何でも都合が悪いと閣議決定で都合よく決めてしまう安倍内閣。ついに「桜を見る会」反社会勢力を招待した問題をあいまいにするために、「反社会勢力は定義できない」という、カジュアルな閣議決定がまたもや成された。

おかげで、WIKIPEDIA/ウィキペディアの「反社会勢力」の項目には本来の定義の次に次の文が追加された。

2019年においては「その時々の社会情勢に応じて変化し得るものであることから、あらかじめ限定的、かつ、統一的に定義することは困難」と閣議決定されたことから上述の定義は確定的とは言えない

先日、それについて不満を述べ、れいわ新選組山本太郎に見解を尋ねた若者がいた。その返答が素晴らしかったので、ぜひこの動画で聞いてほしい。




まさに、自由民主党がやっていることが、反社会的な行為ではないか!と、山本太郎は述べている。

この動画に共感する人は、ぜひ次の動画も見てほしい。



動画中で、トランプ大統領が「救世主」敵に言われているところは疑わしいが、その他の部分はまさに、「犯罪者が政権を取った」という、正当な主張だと思う。

paul83 at 19:49|PermalinkComments(0) 山本太郎 | 政治

September 28, 2019

韓国メディアの闘い「共犯者たち」

韓国ドキュメンタリー映画 共犯者たち

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共犯者たち/공범자들/Criminal Conspircacy この映画は2017年、韓国で文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任した直後に韓国で公開されたドキュメンタリー映画。韓国の主要テレビ局、KBSMBCで、当局に反発したために追い出された記者たちの物語。

ここで当局とは、2008年に登場した李明博(イ・ミョンバク)大統領の政権から、その流れを継承して2013年に誕生した朴槿恵(パク・クネ)大統領までの9年間に渡る政権である。

政権発足の2ヵ月後には米国から輸入した牛肉がBSEに感染していることがテレビや新聞で大々的に報道され、今の韓国での市民運動の形として定着したロウソクデモが大規模に行われた。最終的に大統領は謝罪をすることに。政権としては大きな痛手を負うことになった。

これに懲りた大統領は、メディアへ露骨に介入し始める。

政府に反抗的な報道番組は打ち切られ、関係した記者は左遷されたり解雇された。社長も政府の言うとおりに動く人に換えた。

KBSでも、MBCでも、記者魂を持った良心的な記者たちは一丸となって反抗する。その主な形態がストライキだった。期間は最短でもKBSの29日。最長はMBCがなんと170日間という最長記録を作った。ストのたびに責任的な地位の記者は解雇や左遷という憂き目に会っている。

そのように解雇された記者の一人、MBCで「PD手帳」という報道番組を牽引した記者、チェ・スンホが監督としてこの映画を作った。彼はMBC退社後、非営利報道機関、ニュース打破/뉴스타파 に入り、様々な取材をしながらこの映画撮影を同時に進行した。ところどころ、アメリカのドキュメンタリーの第一人者、マイケル・ムーア監督のような、アポ無し突撃取材も見ることができる。インタビューの質問は相手に都合悪いことなので、決してまともに答えてはくれないのだが。その中でも圧巻は、映画撮影がほぼ完了した最後に、元大統領の事務所前で4年ぶりにアポ無し取材に成功したことだ。チェ・スンホ記者は、「マスコミを破壊した主犯だという批判についてどう思われますか?」と質問を投げた。ここで「主犯」という言葉が使われるが、この映画のタイトルである「共犯者たち」は政権の意図通りの報道しかしない、御用メディアになり下がった2大テレビメディアということだ。

寄付で運営されているニュース打破のサイト

この映画では、政府の意図によって送られてくる社長や役員を辞めさせるための戦いや、大統領のセウォル号事件のときの問題も登場する。その様子を通して、KBSMBCの記者たちは彼らの記者魂を存分に見せつけてくれる。中でも面白かったのは、一人の記者がフェースブックで「○○○社長は辞めろ」というコールをする姿を生配信する。家族が心配し、それを一人でやってたらただの変人になってしまうと忠告した。その忠告を受けて、考えた記者は、なんと、テレビ局のロビーで、自分から始めて、大勢の記者たちが彼と同じことを始め、お互いに撮り合う、大きなSNS上の運動を起したのだ。このシーンは一見の価値がある。

この映画はメディアが政権側に付いたとき、国家は大変なことになり、国民の知る権利が侵害され、権力者が思いのままにできるということをありのままに見せてくれる。

エンド・タイトルにはこの期間に政府に反発して不当逮捕や不当懲戒されたテレビ記者、関係者の名前が延々と流れる。その人数に圧倒される!

翻って日本では、主要放送局の社長や役員が総理大臣と食事をするような状況。日本も李明博朴槿恵 両政権が歩んだ同じ道を歩んでいるのだ。

日本には韓国のように記者魂を持った記者がいるのか、いないのか。もうそれはすでに明らかなようだ。もう2日後には消費税がアップしてしまうが、テレビでは消費増税に反対する意見はほとんど聞かれない。ツイッターで藤井聡氏が消費増税についてキレている映像が出回っているが、それが奇異に映ってしまうほど、一般の視聴者は洗脳されているのかも知れない。これが僕の思い込みに過ぎないことを願っている。

日本のメディアよ、韓国のタマネギ男について騒いでいる余裕があったら、この映画でも見て反省しろ!
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YOUTUBEには、一時ネット公開された動画が誰かによってアップされている。字幕なしでも見たい人は削除される前にご覧あれ!



paul83 at 17:52|PermalinkComments(0) 映画 | 政治

September 23, 2019

デビュー41周年の八神純子

八神純子@エニスホール 野木

Yagami NogiYagami Sign

八神純子
僕が中高生の頃、日本のポップミュージックはゴダイゴを中心に男性ロック歌手の曲を主に楽しんでいたが、八神純子という女性歌手、シンガーソングライターは同じ頃に人気を博した女性歌手の中でも特に気に入って、よく聞いていた。彼女の歌声は素晴らしい高音が出て、しかもセクシーなのだ。当時から現在まで、僕が知る女性歌手の中では世界一魅力的な歌声の持ち主だと思っている。八神純子の声が世界一だから、どんな曲を歌っても名曲に聞こえてしまうのだ!

2008年の過去記事:



八神純子はこれまでもたびたびテレビ出演していて、その映像をYOUTUBEで見たり、他の新しい音源を聞いたりしてきたが、歌声の劣化がほとんどないことにとても驚嘆していた。そんな彼女も61歳。還暦を越えてどれだけしっかり歌えるか、とても興味深かった。

前もって、2017年のライブ音源がSPOTIFYで聞けるので聞いてみたが、しっかりした高音を維持しながらも少し不安を感じる歌声に聞こえたのだ。This Is The ヤガ祭り@Spotify 

実は八神純子、今年8月に新曲をリリースしている。タイトルは “Here We Go”で、今回のコンサートのタイトルにもなっている。こちらは正式音源が SPOTIFY などのストリーミングサイトで聞けるようになっているので、ぜひ聞いてほしい。



コンサート
そんな彼女が僕が住んでいるところの隣町、栃木県野木町のエニスホールでコンサートを開くというので、妻の提案を受けて前売り券を買って一緒に見に行ってきた。昨日のことである。冒頭述べたような事前復習、予習をした上で挑んだコンサート鑑賞だった。

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コンサートで、彼女の声は、最高だった!先に紹介した最近のライブ音源より遥かに安定した美声を堪能することができた。彼女曰く、若い頃には出せなかった声を出せるようになったということで、これにはびっくりだった。

前半1時間、休憩を挟んで後半1時間、そしてアンコール2曲と、2時間半のフル・コンサート。バッキングはキーボード、ドラムス、ギターの3人に、本人のエレキピアノというシンプルな構成。ベースの音を誰が出しているのか分からなかったが、演奏の厚みはキーボード・シンセサイザーによって保たれていたと思う。

前半では幻のアルバム、メローカフェや、現在製作中のアルバムからの未発表曲二曲を含め、全盛期のヒット曲としては「ポーラー・スター」「思い出のスクリーン」「思い出は美しすぎて」が歌われた。ほぼシングルレコードと変わらない歌声で聞かせてくれた。

後半は、オープニングにご当地名を入れた曲を歌った後、「みずいろの雨」「Mr. ブルー~私の地球」「パープル・タウン〜You Oughta Know By Now」というヒットパレード、更に 「Take A Chance」「Rising」とノリのいい定番曲を続け、ほぼ満席状態の会場は総立ち!僕の年齢層から、その上の人たちがほとんどだが、大いに盛り上がった。

最後はタイトル曲、「Here We Go」で締めくくり。

東日本大震災被災地支援と「一年と十秒の交換」
他には、1985年発曲で、当時の南アフリカのアパルトヘイト政策を批判して作られた「ジョナネス・バーグ(ヨハネスブルグ)」や、東日本大震災のときに宮城県女川町への支援活動の間に作られた「1年と10秒の交換」など、メッセージ性の高い曲が歌われたのは嬉しかった。

八神純子は震災後に毎年のように女川町などの東北地方を訪ねて被災者支援活動を行っている。「1年と10秒の交換」という曲は、女川町で旅館を経営していた両親を津波で失い、旅館の後を継いだ娘の話を基にしてできた。その娘さんはその旅館の後を継いで行く気持ちを強く持っていたが、そのことを両親に言うことができなかった。その理由は、いつでも言えるからと思っていたから。まさか、こんな形で両親を失うとは誰も想像できないだろう。その娘さんはそのことを両親に伝えられなかったことをとても悔やんでいたという。それで、自分の1年を神様にあげるから、10秒でいいから両親に会ってその一言を伝えたいというその娘さんの願いを歌にした。八神純子はこの話を聞いて、人に伝えたいことがあったら、しまっておかずにその場ですぐに言うことにしたのだそうだ。

アンコール
アンコールは「Mr. メトロポリス」。これは僕がかつてFM放送をテープに録音してよく聞いたライブ音源に含まれていたので、とても懐かしかった。このあと、バンドメンバーはステージを去り、最後に一人、ピアノの弾き語りで「明日の風」。2時間歌い続けた最後が、歌唱力が最も要求される弾き語りだなんて、なんという自信だろうか。

彼女はトークの中で、年を取ればとるほど、より心は燃えてくると言った。年をとったから、穏やかな歌を好んで歌うとか、バラードばかり歌うとか、そんなものではなく、熱く歌い続けたいという、そんなことばを実証した、熱いステージであった。60歳を超えて、まだまだ発展し続ける八神純子を見た。熱心なボイストレーニングと、演奏、作曲活動を続けて、懐メロ歌手ではない現在進行形のシンガーソングライター、八神純子の、僕は元ファンみたいな感じだったが、これを機会に、またファンになって応援しようと思った。

このコンサートの後、予定がなければCDを買ってサイン会に参加できたのに、これも運命。久しぶりに夫婦一緒に楽しい時間を過ごすことができた。ありがとう、ジュンコさん!

ちなみに、このような人気歌手のフル・コンサートは1999年のゴダイゴ期間限定再結成時の大宮ソニックシティ公演以来、20年振りであり、これで僕の全てである。

最後にテレビで2011年くらいに放映されたヒットメドレー!八神純子入門編動画!



paul83 at 14:38|PermalinkComments(0) 音楽 | 日記

August 17, 2019

「主戦場」観て慰安婦問題について知ろう!

慰安婦ドキュメンタリー「主戦場」
The Main Battleground of The Comfort Women Issue
주전장/ 주 전쟁터

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今、話題の映画、「主戦場」を見てきた。この映画は日系アメリカ人のミキ・デザキ/Miki Dezaki 監督による、従軍慰安婦についてのドキュメンタリー映画である。以前から見たいと思っていたがようやく日時の都合がついて、渋谷で見ることができた。

映画の内容は、従軍慰安婦があったと主張する著名人と、それを否定する著名人たちの言葉を編集してつなげた言論バトルである。著名人には日本人、韓国人、アメリカ人の肯定派、否定派の人々がそれぞれ登場する。映画のポスターに写っている人々が登場人物のほとんどである。総勢27人が登場して自説を主張し続ける。

従軍慰安婦の存在を肯定する人の意見と、否定する人の意見を交互に映し出しながら、どちらが本当なのかという思考を観る人に促しながら、小気味良く映画は進んでいく。

代表的なのは、否定派では櫻井よしこ杉田水脈ケント・ギルバート(当然英語でしゃべってる)、テキサス親父の藤木俊一。肯定派では歴史学者の吉見義明、憲法学者、小林節慰安婦記事を初めて書いて後で捏造と批判され、脅迫までされた元朝日新聞記者、上村隆。他にも韓国とアメリカの著名な論客が多数出演する。
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映画には論客の語りと共に、安倍首相の国会での発言や、米国内での慰安婦像設置における対立、韓国内での慰安婦についての運動の様子など、発言を裏付けたり、異議をとなえるための資料映像もふんだんに挿入されている。ネット上で話題になった、アメリカ・サンフランシスコでの慰安婦像設置の議論の場で、元慰安婦女性がいる前で彼女を侮辱した日本代表に対して「恥を知れ/Shame on you」と言うこの映像も登場する。

最後まで見終わったらどう感じるだろうか。こればかりは観た人次第であるが、僕は飽きることなく見て、学ぶことができた。

僕は大戦中に日本軍に朝鮮人女性が従軍慰安婦として動員され、惨い仕打ちを受けてきたと学校でも、両親からも教えられてきたので、自然に僕の心の中に当然の事実として横たわっている。しかし、日本では「慰安婦は職業的な売春婦だった」強制したという記録はない新聞記事は捏造だった、など、慰安婦について否定する意見が大手を奮っている。このような主張に接したときに僕はしっかりと相手の考えを覆せるだろうか、自分の意見を堂々と主張できるだろうか?こう考えると、どうも心許ない。その頼りない自分を補強したかったので、この映画を見ることにした。

これはその目的を果たしてくれたと思う。肯定派、否定派の両方の代表的な意見を聞いて、最終的に、従軍慰安婦は存在したという事実を確信することができた。

速いテンポで進んだこの映画、内容を消化するためにはパンフレットを買うべきだと思った。僕と同じく、パンフレットを買って帰ろうという人が何人も入口カウンターに並んでいたのには驚いた。パンフレットには主な内容が語られた言葉通りに掲載されていた。

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「主戦場」を通して、従軍慰安婦制度はあったのか。日本軍の関与はあったのか。慰安婦は何人いたのか。慰安婦性奴隷だったのか。このような問題の答えを見出すことができると思う。

韓国で製作された従軍慰安婦に関するドキュメンタリーは、元慰安婦の女性から話を聞いていくというのが普通だが、この作品では元慰安婦の女性は、最初のところで少し登場し、最後、締めくくりのところでサプライズのように一人登場する。もちろん、この映画のために撮ったものではなく、既に惜しくも亡くなられた方の過去に撮影された映像である。しかし、最後のシーンでは驚きと同時に、目頭が熱くなってしまった。ドキュメンタリー映画でこのように感動するとは思ってなかった。

慰安婦についての議論の間に挿入された解説も、画期的な内容が多かった。

現代史の授業を通して日本の植民地時代について詳しく学んでいる韓国の若者と、慰安婦ということば自体を知らない日本の若者。これについては、1997年から歴史の教科書に「慰安婦」のことが書かれるようになるが、2006年以降、全ての教科書からその言葉が削られた経緯が解説されている。

また、終戦後にアメリカがA級戦犯として巣鴨プリズンに収監されていた、安倍首相が尊敬して止まない祖父、岸信介を釈放し、アメリカ政府の代弁者に仕立て、日米安保条約を締結させ、自民党を創設させたこと。
日本での神道の位置づけと、1970年代にA級戦犯も一緒に祀られるようになった靖国神社に参拝することは、戦前の日本帝国を復活させることを願う行為なので、問題になっているということ。

神道関連組織として日本会議があり、安部政権のほとんどが日本会議の会員であること。

また、靖国神社に旧日本軍のコスプレをして大きな旗を翻しながら更新する右翼連中の様子もしっかりと紹介されている。

この映画を観る事によって、安倍首相が言うところの「おじいさんの遺志である改憲」というのは、とりもなおさず、「再軍事国家化」であるということを推し量ることができる。

最近、名古屋の「表現の不自由展〜その後」で問題になった慰安婦像(平和の少女像)まで、出番を待っているといいながら紹介された。

この映画を作り始めたとき、ミキ・デザキ 監督は大学生だった。「主戦場」は大学の卒業作品ということになった。この映画のためにインタビューに答えた慰安婦否定の論客たちから、不満が噴出しているというので、監督自身が自身の潔白を示す動画をアップしている。

最後に、これは映画を見ながら思ったことだが、慰安婦の犠牲者に謝罪するということはどんなことか。言葉で「申し訳ない」と言って、さらにお金で補償すれば終ることなのだろうか?いや、違う。慰安婦の存在を認め、後世に伝えていくことが大切なのだ。慰安婦問題に限らず、戦時に日本軍が犯した戦争犯罪の数々を後世に伝えることである。

しかし、現在の政権与党、自民党には安倍首相を筆頭に、A級戦犯の血筋を持つ人々が権力を握っているので、不名誉で不都合な過去は無かったことにしようとしている。教育でも、今は愛国心を損なう内容を教科書に含めると、検定で落ちてしまうので、教科書出版社は安倍政権に都合の悪い内容は含めないようにしていて、実質国定教科書のようになっているそうだ。だから、若い世代は日本の加害者の立場での戦争史を学べない。

これこそ韓国の国民が納得しない主な理由のひとつなのだ。だから反安倍なのだ!
主戦場




paul83 at 20:55|PermalinkComments(4) 社会問題 | 映画

August 12, 2019

消費税10月に10パーセントに?阻止しよう!

消費税 増税に なぜ 黙ってるの?

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7月の参院選自民党は議席を9議席も減らしはしたが、未だに参議院では最多議席を維持している。投票率が50パーセントを切ったが、もっと高ければ、自民党の議員はもっと落選していたと思う。

それにしてもだよ。自民党はずっと前から消費税を10パーセントに上げるって宣言してるの。二度ほど延期したから今回は必ず実行すると言ってるの。なんか、消費税上げるのが善で、上げないのが悪みたいに聞こえるよね。消費税上げないと困る人ってどれだけいるの?

もし、いるとしたら、輸出戻し税の恩恵を受けている輸出で儲ける大企業の人だけだよね。

ほとんどの庶民は、今まで2度も延期してくれてありがとう、という感覚だったと思うよ。ところが、安倍首相の言い方は、「今まで延期してしまってごめんなさい」的なスタンスに聞こえるんだよね。誰にごめんなさいなんだよ!

こんな状況で消費税廃止を叫んで大旋風を巻き起こし、大躍進たのが、山本太郎率いるれいわ新選組。政府が説明する消費税のウソと欺瞞を暴露して日本中を駆け巡った。

にもかかわらず、自民党が今回の結果を出したということは、日本国民は消費税を10パーセントに増税することに賛成だという意思表示をしたことになる。

でも、投票率は約49パーセント。しかし、全有権者の中で自民党に投票した人はたったの17パーセント! 20パーセントにも満たない人たちの意思で消費税増税が実行されようとしている。

もうすでに決まったことだからって、このまま指を加えて増税の日を待ってるだけでいいの?何かアクション起さないとまずいんじゃない?

最近、れいわ新選組山本太郎代表と、大西つねき 候補 の他にも、昨日ご紹介した中田敦彦など、著名な人々が消費税増税に警告を発している。それをまとめた動画を作ってくれた方がいらっしゃるので、ご紹介したい。



また、最近注目されている MMT(Modern Monetary Theory)理論信用創造 という、国家の借金は国民の所得だというれいわ新選組の主張にもつながっていることについて、なんと、与党、自民党西田昌司 議員が今年4月に 黒田日銀総裁への質疑で述べ、質問しているのだ。これを聞いたら間違いなく誰もがこの真実について納得することだろう。



最後に重ねて言いたい。10月の消費税増税、そのまま待ってるだけで本当にいいの?何かアクション始めようよ!

書店で一番売れているビジネス誌『週刊ダイヤモンド』

paul83 at 15:40|PermalinkComments(0) 政治 | 社会問題